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[予約商品] LIP CREAM / 罪 –Sin (Olive Green with Splatter LP) 2025年12月19日発売予定!

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★COLOR:Olive Green with Splatter(限定600枚)

Original Release date: 1989
Original Label: SELFISH Records/BEL - 12037

LIP CREAM最後のアルバムとなった『罪 ーSINー』。オリジナル盤の発売時は無題だったため、通称『ラストアルバム』と呼ばれていた本作は、音声ドラマと楽曲が交互に展開する異色の構成となっており、これまでリリースされた作品とは一線を画す、極めてシリアスなコンセプトで制作されている。
『罪 ーSINー』の制作状況は、前作『CLOSE TO THE EDGE 危機』と同じく、全てMINORU主導によるコンセプトを反映させたものだが、オリジナル盤に併録されている音声ドラマパートは、MINORUの思考していたアイデアをリハーサルスタジオで、メンバーにプレゼン。その終末論に根差した内容を聞いたPILLが、自らシナリオ作成を立候補したという経緯があった。この時期においては、バンドのイニシアチブを巡ってMINORUに対してのPILLの確執と、メンバーへの嗜好性への否定的バイブレーションが頂点に達しており、それがツアー中にPILL自らのストレスとなって具現化。他メンバーとスタッフらの感情はもはや限界に達し、活動の継続に深刻な悪影響を及ぼして、解散という最悪の選択肢につながってしまう。
今回のRELAPSE盤では、音声ドラマパートの内容を他言語で伝えるのが難しく、英訳シナリオの付録も考えたが、最終的には「曲そのものを聴いてほしい」と、今回のリマスターにあたってMINORUからの提案もあり、ドラマパートは全てカットすることになった。
収録曲はアルバムタイトルにもなった「罪 ーSINー」を筆頭に、怒りや絶望に満ちた迫真の歌詞とサウンドがリスナーの精神に揺さぶりをかけてくる。また、アルバム全体のコンセプトは、当時のMINORUの考えていた終末理論が核となっていたが、PILLが作曲、JHAJHAが作詞を担当した「紅蓮」のように、メンバー同士による一種のコラボレーションのような試みも実地されている点が、バンドの歴史的観点から見ても興味深い。
また、JHAJHAの手によるアートワークは、MINORUのコンセプトをまとめ上げ、黒と基調にシンプルだが深い葛藤が込められたイラストレーションと、色調加工を施した月面写真、歌詞カードまで黒と白で構成するなど、アルバムに内包されたメーセージの抽象的な視覚可にも成功している。
名実ともに最後の作品=ラストアルバムとなった本作だが、リリースから30年が経過した今もなお、我々に不変のメッセージを投げかけている。
【Track list】

カモフラージュ
罪 -Sin-
Fresh
Bloodsucking To Death
Into The Confusion
Fight Alone
F.C.D.
From My Soul
Never...
紅蓮 (光る風)
Trap Of War
無 –Nothing

(RELAPSE RECORDS, DONDON/USA 2025)

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