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Respire / "Hiraeth/失われた郷愁" CD
¥2,200
“Orchestral Post-Everything Collective” カナダ・トロントRespireが融合させる激情ハードコア・オーケストラ Emo/Screamoのエッジの一端を10年間走り続けたバンドが放つ渾身の2024年作! カナダ・オンタリオ州トロントを拠点に活動する『Respire』は2014年にデモEP 『Demonstration』を発表し、シーンに登場した。今から約10年も前の作品とはいえ、その 時点で彼らは明確にEmo/Screamoの文脈とクラシック/オーケストラへの接近を試みており、以降Zegema Beach RecordsやMiddle-Man Records、Left Hand Label等の激情ハードコアシーン重要レーベルからのリリースを重ねる中で自身の音楽性を追求、2020年にリリースされたそれまでの活動の総決算とも言える『Black Line』では更に広範囲のリスナーから支持を獲得することになった。 2024年にリリースされた本作『Hiraeth』はそれから3年以上の月日をかけて制作されている。長期に渡り時間が掛かってしまった理由としてはトロントからテキサス州へ移住したメンバーもおり、物理的な距離が発生した中での移動による制約も大きかったようだ。作品の内容としては移民として自身も抱えている問題、危機感がより一層反映されており、同時に故郷、帰る場所への哀愁も感じさせる表現も含まれており、これまでの作品以上に様々な感情を引き起こすアルバムになっている。『失われた郷愁』という邦題はその内容を表してはいるが、歌詞以上に楽曲、演奏、音そのものが彼らの抱えている哀愁や、そして未来への希望も語りかけていることは伝わるだろう。若き激情ハードコアバンド達との大きな違いでもあるが、人生を重ねていく上で生きることそのものの意味やアイデンティティーへ踏み込んでいく表現は長く活動しているバンドならではの深みがあり、そして「音楽の力」という手垢のついたワードさえ、改めて感じさせる。 Respireは同国カナダのGodspeed You! Black Emperorに大きく音楽的影響を受けていることももちろんだが遠く日本への想いがあることも見逃せない。かつて2018年にZegema Beach Recordsよりリリースされたenvyのトリビュートアルバム『Envy/Love』にはRespireによる「Go Mad And Mark」カバーが収録されているが、海外で大きな評価を得ているMONOやenvyはポストロックやハードコアへのクラシック音楽を融合させていくアプローチを取っておりRespireの手法と共鳴するものがあり、またEP『Demonstration』が明らかにスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』(英題:「Spirited Away」)がアートワークに使用されているように、ジャパニーズカルチャー的価値観によって様々な要素の融合を計っているようにも思える。音楽を通して発信するメッセージを重要視してきたバンドが故に、西洋的な価値基準にのみ基づいた表現ではないことも特筆すべき点だ。本作は歌詞カードに日本語歌詞のみを掲載しているが、アートワークにおいてもフロントジャケット以外は日本版として新たに再編集が施されており、そこにも十分な意味が込められていることも感じてほしい。 ■トラックリスト: 1. Keening / 哀歌 2. The Match, Consumed / 使い古しのマッチ 3. Distant Light of Belonging / 遠き光 4. First Snow / 初雪 5. Home of Ash / 灰の家 6. Voiceless; Nameless / 声なき声 7. The Sun Sets Without Us / 俺たちのいない日暮れ 8. We Grow Like Trees in Rooms of Borrowed Light / 借り物の光 9. Do the Birds Still Sing? / 小夜啼鳥の歌 10. Farewell (In Standard) / 別れの挨拶 https://longlegslongarms.bandcamp.com/album/hiraeth (3LA-LongLegsLongArms Records 2024)
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[新入荷] Snoras / Complete Discography 3CD BOX
¥3,960
※BOX仕様, CD3枚封入, 16Pブックレット(歌詞対訳あり), 250組プレス※ 2000年代に活動していた北欧ノルウェーのスクリーモ『Snöras』のComplete Discography CD BOX! 特に日本では長らく手に入りづらかった作品です。歌詞についても名作"Heart Of Weakness"と"Plague Waters"日本語対訳が付属。全てがインターネットに飲まれる前の時代に刻まれた激しく、そして美しい彼らの激情を再び感じてください。 2000年代のScreamoシーンは多様を極め世界各地から個性的なバンドが登場した。90年代のオリジネイター達が作り上げたスタイルを踏襲しつつも、そのアイデアはそれぞれのローカルシーンで再解釈され、新しい世代が彼ら/彼女ら自身の音楽として受け取り、そしてそれを信じて試行錯誤していた。2000年代という時代は試行錯誤の時代だったかもしれないと思う。上の世代には開拓者たちがいて、それでも彼らのスタイルの真似に終わるんじゃなくて、彼らの考え方、思想に共鳴した上で、自分たちの再解釈を進める中で試行錯誤し、そして"自分とは何なのか"という問いに突き当たる。2000年代当時のScreamoバンド達が2020年代のいま現在大きく再評価されている流れを見ていて思うのは、インターネットの中に答えがない時代の試行錯誤の痕跡や、そのストラグルの過程で向き合わなければならないアイデンティティが表現に染み込んでいるから。それが今の時代にとって重要なことなんだろう。 北欧のノルウェーの『Snoras』は、2006年に1stアルバム『Heart Of Weakness』をリリースしシーンに登場にした。 世界同時多発的に様々なScreamoバンドが登場していたとはいえ、Snorasの生み出す混沌としながらも悲哀に満ちた表現には日本のリスナーからも大きな評価を得ていた。とはいえ、実際にそのCDを聴くことが出来たのはリリースからもう少し時間が経ってからだったかもしれない。多くのバンドはアルバムをリリースする頃にはスプリットやEPなど、事前に何かしら情報があるものだが、Snorasについてはそういった前情報が何もなく謎のバンドという印象もあった。そしてそのバンドと思われたサウンドの正体はほとんどYngve Hilmoただ一人によって作られていたということを知り驚愕した。狂気じみている。しかし、だからこその全てにおいて統一感のある表現で貫かれているとも納得させられた。供給が限られるアンダーグラウンドシーンでの流通の中、『Heart Of Weakness』のCDは中古市場で高騰していくのだった。 続く2008年の2ndアルバム『Plauge Waters』もサポートメンバーが参加しているとはいえ、基本的にはYngve Hilmoのソロプロジェクト形式を貫いている。ただネガティブな感情発露と悲壮感の強い1stに比べるとポジティブにエネルギーが向いていると感じさせる箇所もあり、陰と陽を司るような2枚で1つの作品かのようにも思える作品にもなっている。実際のところレコードリリースでは『Heart Of Weakness』と『Plauge Waters』がそれぞれA面、B面に収録される形で1枚に収まっている。カオティックな曲展開や硬質で美しく響く弦楽器のアンサンブル、北欧の美しいScreamoを提示したSuis La Luneにも通じる雰囲気はありつつも、Snorasの冷たい温度感で奏でられる激情的なハードコアというのは彼らのローカルならではの答えなのだろう。Snorasの表記は正式には「Snöras」、ノルウェー語では「雪崩」を意味するという。まさに北国ならではの言葉でもあり、そのサウンドを的確に表現している。アイデンティティとはそういうことなのだ。 今回のディスコグラフィーBOX化計画を進めるにあたって、2015年に僅か45本のみでカセットリリースされた『Life In The Gutter』もCD化し収録している。『Heart Of Weakness』と『Plauge Waters』に続く三部作の完結編となる作品という位置付けではあるが、質素で派手さの無いデモテープのような作りになっている。その理由は今回のリリースプロジェクトの中で判明するかもしれない。日本語の対訳についてはブックレットにオリジナルの歌詞と共に掲載していて、『Life In The Gutter』を除いた『Heart Of Weakness』と『Plauge Waters』を全訳。バンドの歌詞を日本語で表現した初めてのテキストになると思います。この2作品の性格の違いみたいなものが、歌詞の中でも的確に表現されているので是非楽しんで欲しいです。 ■トラックリスト: 【Disc1】 "Heart Of Weakness" 1. Exit, Exit 2:42 2. She Swims Like A Dolphin 1:33 3. The Weakness 1:58 4. X Equals H 2:26 5. I Thought We Were Martyrs 2:56 6. Fall If You Want To Fall 1:46 7. Dear Leonard 4:19 8. C'est L'Amour 2:32 9. Joseph, Maria & Romeo 1:46 10. Enter The Arctic 2:49 【Disc2】 "Plague Waters" 1. All My Neurotic Friends 1:38 2. We Watched Them Thru The Thick Crystal Panes 2:34 3. Lucid River 2:30 4. Spiral Waves 3:48 5. Mosaic Devours 4:00 6. Harakiri For The Sky And The Trees 3:40 7. - 4:23 8. The Racing Marbles Bloom 4:22 【Disc3】 "Life in the Gutter" 1. Full Mental Bucket 01:25 2. Trumpets Fading 00:53 3. Wara Waste 01:10 4. Joseph, I´m only drinkin´ 01:25 5. Emomaniac 01:12 6. No Mojo 01:34 7. Saturday Pants 00:24 8. King Al. 00:53 9. The Cheat 01:09 10. Last Day On the Job 01:26 11. Junkie In The Hall 01:30 12. She Got Away 01:12 13. Dead Sweet, Evil Eye 00:54 14. Nights In a Can 00:47 15. Life In The Gutter 00:39 16. Kill Yr Darlings 00:20 17. The Darkside Of Inspector Morse 04:10 (3LA-LongLegsLongArms Records 2024)
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quiqui / もう少しの暦 CD
¥2,750
2013年結成、岐阜県羽島発の激情マスロック、quiquiのNEWアルバムが3LAよりリリース! 前作『町の鈴生り』より曲も音も圧倒的に進化した彼らのサウンド全14曲! Tracklist 1. あかなくに 2. Skramz jazz 3. exp 4. * 5. mckc 6. Remind 7. D 8. Dummy 9. ssss 10. Progressive 11. Reflection 12. 時間 13. もう少しの暦 14. 部屋に戻る message from quiqui 敢えて言及することでもないですが 時代が少しずつ変わっているということです。 変わるということは恐れ多いながら 受け入れたり受け入れられなかったりするものです。 そんな出来事や傍観を何度も繰り返し 仲間や家族に支えられながら ぽつぽつと紡ぎ出してきました。 その中で見つめてきた変わらないもの。 それがわたしたちをどこまでも強くしてくれる。 だからどれだけ疲れ果てても わたしたちは活動できるのです。 この録音は2020年12月末のものです。 誰かの書斎から手に取るような 誰かの日記を覗き込むような そんな身近な好奇心でこのアルバムを聴いていただければ わたしたちも嬉しいです。 quiqui (3LA-LongLegsLongArms Records/JAPAN 2021)
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SWARRRM / 20 year chaos CD
¥2,200
神戸のグラインド帝王"SWARRRM"の結成20周年を記念して、今や入手困難となっている2000年代前半期に発表された様々な楽曲達を1枚のアルバムとして再構築した編集盤! 本作のコンセプトは、「遅れて登場してきた3rdアルバム」(by Kapo)であり、バンドが多様な音楽的なインスピレーションを吸収し、自らの音楽性を飛躍的に進化させた2000年代前半期に発表された様々な楽曲達を1枚のアルバムとして再構築したものである。1枚1枚のアルバムが比類なき完成度を誇るSWARRRMであるが、アルバム『Against Again』('00年)から『偽救世主共』('03年)前後の激動期、エモバイオレンスやブラックメタルへも接近したこの時期に発表されたスプリットやオムニバスは、現在入手困難となってしまっている作品も多く、活動20年におけるバンドの進化の歴史を補完するという意味でも本作は重要な意味を持つ。 ブックレットには行川和彦、3LA水谷両氏のライナーノーツ付。 収録曲:1. leave me alone 2. swirl 3. hurriecane 4. impossible 5. doom 6. blame 7. limit 8. broken 9. suffer 10. dance 11. useless 12. struggle (3LA-LongLegsLongArms Records/JAPAN 2016)
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SWARRRM / ゆめをみたの - i dreamed... - CD
¥2,750
●tracklist: 1. 答えが - the answer - 2. ハレルヤ - hallelujah - 3. 涙 - tears - 4. 見えない場所だろうと - even if it is invisible place - 5. 駅 - station - 6. ゆめをみたの - i dreamed... - 7. knock me baby 8. あの歌を - that song - 9. カナリア - canary - 10. 爪痕 - scratches - 11. みたされて - with satisfaction - ■ About 結成20年を超え、長くその活動を続けながらもリリースペースを落とすどころか、近年更に加速させている彼らの創作意欲は止まることを知らない。ボーカリストとしてTSUKASAが加入後に制作された2枚のアルバム『Flower』(2014年/Daymare Recordings)、そして『こわれはじめる』(2018年/3LA –LongLegsLongArms Records-)では、それまでの彼らのシグネイチャーとされてきた混沌としたグラインドコアの中に、日本語歌詞の侘び寂びと歌心を組み合わせた独自のアートフォームを構築してきた。そして同時にSWARRRMは、これまでの過去の自分達が作り上げたサウンドを更新し、変化させ、その先に踏み込んでいくことを恐れなかった。その変化故、時に賛否両論を巻き起こしながらも、その度にリスナーからの評価と信頼を作品の力で勝ち取ってきたバンドでもある。そのエッジに立ち続けてきたバンドが放つ本作『ゆめをみたの』は、過去2枚のアルバムとはまた異なる性質、方向性を打ち出しながらも、混沌と美しさが鬩ぎ合う様はまさにSWARRRMであるとしか形容できない傑作アルバムに仕上がっており、前作で打ち立てた高いハードルを更に超えた作品であることを断言しよう。 アルバム収録曲は、assembrageとのスプリット7inch(2018年/Break The Records)に収録された「見えない場所だろうと」と、ENDONとのスプリットCD『歪神論』(2019年/Daymare Recordings)に収録された「涙」の2曲を含む全11曲で構成されるが、その1曲1曲が独立した作品性を保持しながら同時にアルバム全編を流れるドラマ性を強く感じさせる作りになっており、作品の前半部に配置された既存の2曲からは想像出来ないほどに中盤、後半に向けて捻れ、溶けていく流れは圧巻の様相を呈している。構築、破壊、そして再生。バンドのこれまでの歩みそのものの如く、作品の中で蠢く音は変化を続け、生まれ変わり続ける。その混沌としたサウンドに呼応するかのような072のアートワークもまた見事で、陰と陽を行き来しながら“今のSWARRRMの音”を巧みな色彩と共に表現していく。サウンド、アートワークに加え、TSUKASAの持つ言葉とメロディが到達した表現の極み、それらが織り成す最新作『ゆめをみたの』は「SWARRRMは常に最新作が最高傑作だ」という前作のリリース時に書き残した言葉を裏切らない作品となった。 (3LA-LongLegsLongArms Records/JAPAN 2021)
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SWARRRM / こわれはじめる(2ndプレス盤) CD
¥2,750
神戸のカオティックグラインド帝王「SWARRRM」の2018年作(現在廃盤)がジャケに若干の変更 を加え、待望の再プレス!!グラインドコアの新たな境地を魅せつけた独特なボーカルライン !! そしてタイトルからもうかがえる彼等独自の歌詞世界を堪能してくださいませ。 収録曲 1. ここは悩む場所じゃない 2. 遠く はかなく 3. 愛のうた 4. 首輪しゃぶってな 5. 明日に歌え 6. 影 7. 夢から 8. マーチ 9. 血が叫ぶ 10. 瞬き 11. 自由 12. 絆 13. あなたにだかれ こわれはじめる (3LA-LongLegsLongArms Records/JAPAN 2018)
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Stubborn Father / Stubborn Father (1st) CD
¥2,750
※初回入荷特典:ミラージャケット仕様(限定300枚) 1999年大阪にて結成され、活動20年目を迎えるStubborn Father の1stアルバムを3LAから2019年リリース! 本作はStubborn Fatherのバンドの結成から20年目の1sアルバム となっている。彼らはこれまでアルバムこそ発表していないが、 語るに値する歴史を持つバンドだ。1999年、2000年にそれぞれデ モ音源をリリースした後、2枚のミニアルバム『a road that leads to nowhere』(2002年)、『THE GAME FOR BRIDGING THE GAP』(2006年)に加え、2014年には2002年から2012年の10年間の 間にリリースされたV.A収録曲、ANCHORとのスプリット(2002年) 、R3N7とのスプリット(2012年)を収録した編集盤2本組カセット 『2002-2012』をUSのMeatcubeよりリリースし、ソールドアウト している。更に2014年にはTRIKORONAとのスプリット作品、2015 年にはUSのAltar Of Complaints、THETAN、大阪のSeeKとの4way split 12inchをリリースするなど、これまでに発表した作品は10 タイトルを超えている。本作は1stアルバムではあるけれども、 初期衝動とは全く異なる形でバンドの破壊衝動を持続させながら 作り上げた、これまでの活動の歴史の集大成である。 本作に収録されている楽曲の中には、#5「十二日目の麓」や#9「 創造の山」といった既存曲も収録されているがそのいずれもがア ルバム用の新録となっており、これまでのverとはまるで別物の レベルにまで楽曲が進化しているという点も特筆しておきたい。 サウンドエンジニアを務めるのはnemuの音無氏で、2014年に発表 されたTRIKORONAとのスプリット作品で見せた音像を更に推し進 めた内容となっており、大阪の地で独自進化した激情ハードコア 、エモバイオレンスの音を楽曲だけでなく、サウンド面でも更新 している。新曲群も当然ながらそのサウンドレベルで統一され、 これまでのStubborn Fatherを知るリスナーにも、バンドが新し いレベルに到達できたことを実感できるだろう。破壊的、暴力的 に汚れたエモバイオレンス然としたRAWサウンドながら、奥行き のある表現で繊細に細かいニュアンスまでも描いていく独特の激 情ハードコアを展開していく様は強烈だが、サウンド以外にも本 作の聴きどころは多い。ゲストボーカルとして盟友とも言える ex.ANODEの鈴木氏が参加し#3「隠された太陽」を演奏し、ゲスト ノイズとしてAUBEの中嶋昭文氏(R.I.P.)が参加し#10「お前は燃 えない塵のまま」を演奏している。特に#10は世界的な支持を得 ている電子ノイズと関西地下シーンの激情ハードコアという実験 的なクロスオーバーを見事成功させており、最高の形でアルバム のクライマックスを迎えている様は必聴だ。 関西シーンの大阪という土地で始まった彼らのサウンドは、海外 を起源とした激情ハードコア、エモバイオレンスとローカルのジ ャパニーズハードコアとが混じり合いながら進化を続け、ここま で辿りついた。数度のメンバーチェンジを経ながら、逆境の時に も音を創造し続けることで前に進んできた。その歴史の節目、20 年目に満を持して遂に放たれるアルバムは彼らの存在証明であり 、自身のスタイルを極めようする歴史が刻み込まれている。 tracklist: 1. 間物 2. 工程 3. 隠された太陽 4. 痣 5. 十二日目の麓 6. 裏側 7. 陽極 8. 火曜日 9. 創造の山 10. お前は燃えない塵のまま (3LA/JAPAN 2019)
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SPOILMAN / COMBER CD
¥2,200
東京にて結成され2019年に活動を開始した『SPOILMAN』は、USグランジやポストハードコアの影響を受けているオルタナ/グランジバンドで、近年では珍しくThe Jesus Lizardへのリスペクトを公言し、その変態性も受け継いでいる稀有な存在。高い演奏力に裏打ちされた表現力、ギターリフのキラーさ、リズムとビートの解像度、筋肉を削ぎ落としたシンプルな音数、硬質なサウンドとその切れ味。メインストリームに対しては惜しくも掠ることなく、現在までBEST KEPT SECRETな存在感を維持している。 アルバム制作スピードは驚異的なまでに早く、これまでに3枚のアルバム、『BODY』(2020年)、『SOLID GREEN』(2021年)、『HARMONY』(2022年) を1年ペースでKerosene Recordsよりリリース。その創作スピードは加速し続け、今年2023年には遂にメーターを振り切りアルバム2枚分の楽曲が誕生、『UNDERTOW』『COMBER』として2枚のアルバムに録音されることになった。多くの友人ミュージシャンも参加したレコーディングは2枚分の録音を1日で完遂、過去最高傑作と公言するほどにキラーな楽曲の揃ったアルバムとなっている。本作はどちらも4thアルバムであるという位置付けであり、UNDERTOWは「引き波」、COMBERは「寄せ波」という意味を持つ表裏一体な表現となっており、収録楽曲もそれぞれのアルバムに沿った方向性を持っている。 ■ソングリスト:01.Ultima Thule 02.Swimming Below 03.COMBER_1 04.Lilac Purfume 05.Fantastic Car Sex 06.Fiber Song 07.Banyan Seeds 08.Pendulum 09.Blind Man 10.Perfect Peace 11.COMBER_2 12.vojtek 13.NES (3LA -LongLegsLongArms/JAPAN 2023)
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SPOILMAN / UNDERTOW CD
¥2,200
東京にて結成され2019年に活動を開始したSPOILMANは、USグランジやポストハードコアの影響を受けているオルタナ/グランジバンドで、近年では珍しくThe Jesus Lizardへのリスペクトを公言し、その変態性も受け継いでいる稀有な存在。高い演奏力に裏打ちされた表現力、ギターリフのキラーさ、リズムとビートの解像度、筋肉を削ぎ落としたシンプルな音数、硬質なサウンドとその切れ味。メインストリームに対しては惜しくも掠ることなく、現在までBEST KEPT SECRETな存在感を維持している。 アルバム制作スピードは驚異的なまでに早く、これまでに3枚のアルバム、『BODY』(2020年)、『SOLID GREEN』(2021年)、『HARMONY』(2022年) を1年ペースでKerosene Recordsよりリリース。その創作スピードは加速し続け、今年2023年には遂にメーターを振り切りアルバム2枚分の楽曲が誕生、『UNDERTOW』『COMBER』として2枚のアルバムに録音されることになった。多くの友人ミュージシャンも参加したレコーディングは2枚分の録音を1日で完遂、過去最高傑作と公言するほどにキラーな楽曲の揃ったアルバムとなっている。本作はどちらも4thアルバムであるという位置付けであり、UNDERTOWは「引き波」、COMBERは「寄せ波」という意味を持つ表裏一体な表現となっており、収録楽曲もそれぞれのアルバムに沿った方向性を持っている。 ■ソングリスト:1.Falling Ceiling 2.AlterEgo OverDrive 3.Swan Boat 4.Residents' Resignation 5.Clock Man 6.Eucalyptus Hole 7.Super Pyramid Schems 8.UNDERTOW (3LA -LongLegsLongArms/JAPAN 2023)
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SUUEAT / Let's Get Lost ep CD
¥1,100
新世代インディー・ポップの旗手 CAR10を生み出した太田・足利よりニュー・アクト「SUUEAT」登場! Going back to sweet 60’s, still we are dreaming in this harsh world.... いつの時代でもインディー・バンドは60年代に回帰する、それは2017年を生きる20代のバンドSUUEATにとっても同じこと。ここ数年地方ローカルを中心に盛り上がるインディー、ギター・ポップ、Homecomings、CAR10、The Full Teenzもしくはシャム・キャッツやヨギー・ニューウェーブス、そしてNOT WONKなど共通の活動基盤を持ち、日本のインディーの新しいスタンドードを形つくろうとしているシーンの中から登場してきたSUUEAT。2017年には早くも単独アルバムを予定!彼らのサウンドは、80年代のプライマル・スクリームやオアシスが夢見た世界を通して受け継がれてきたロックンロール。 60年代のバーズとキンクス、70年代のフレイミン’グルーヴィーズとビッグ・スター、80年代のレイン・パレードとハウス・オブ・ラブ、90年代のヨラテンゴとパステルズ、強いビートではなくエコーとコーラスで夢を見るような60’sサウンド。 SUUEATが目指すのはロックの本流ではなく、いつもその隣にある消えそうで消えないドリーミーなロック。 収録曲:1. Green peace 2. Missing homer 3. Let’s do not say another word 4. Kitten Shyagare 5. Gold boy (KiliKiliVilla/JAPAN 2017)
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lang / 調べ CD
¥1,650
激情ハードコアと現代詩、70年代フォークや現代詩にも通じる日本語歌詞を組み合わせた東京の「lang」2014年発表1stアルバムが3LAより紙ジャケット仕様での再発! 彼等の音楽性の原点である、とてつもない熱量と衝動性に感情が沸き立たつ日本語激情ハードコアサウンド! 荒削りだが色あせない、バンドの歴史の最初の1ページ目を、今langを知っている人々だけではなく、これから知るであろう人々へも向けて。 収録曲:1. 乗り遅れた電車 2. 音無し川 3. 言葉を選ぶ 4. 刃 5. 柄 6. 常夜灯 7. 然り 8. 幻香 9. 調べ (3LA/JAPAN 2019)
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lang / cahier(カイエ) CD
¥1,760
2019年の1stアルバム『調べ』リイシューに続くlangの次なる作品は5曲入りEP! 特製紙ジャケット仕様・LTD.300枚にて3LAよりリリース! 2020年の頭から世界的流行を見せるコロナウイルスCovid-19の猛威は、ここ日本だけでなく世界中の音楽シーンが大きな影響を受けており、langももちろんその例外ではなかった。2ndアルバム『There is no reply but sweet wind blew』(2018年)以来となるスペインでの海外レコーディング、State FaultsやBoneflowerといった現在のScreamoシーンを代表するバンド達との共演も予定されていたViva Belgradoとのヨーロッパツアーも中止となり、準備を重ねてきたほとんどの計画は練り直しを余儀なくされた。それでもいくつかの計画は実を結び、本作『cahier(カイエ)』を完成、新曲4曲、そして新体制になって再構築された1曲を収録した全5曲を収録。音は既存Screamoサウンドからも離れ、より繊細な表現へと変化していくアンサンブル、そしてボーカル和田の持ち味である現代詩の文脈にある日本語歌詞をこれまで以上に研ぎ澄ませ前面へと押し出していくバンドの今を切り取った本作は、メッセージの通り3rdアルバムへの過渡期を繋ぐ重要な意味を持つ作品となるだろう。特にライブでは既に演奏されているラストトラック「空の足跡」はバンドの新たなアンセムとして刻まれることになりそうだ。福島を故郷に持つバンドメンバーの心象風景、消えて戻らない景色、喪失していく想いを歌っていく「空の足跡」からインスパイアされたlangの表現をアートワークにも落とし込み、歌詞をめくるページの紙質まで作り込んだ作品としてトータルな表現として完成させた。 バンドはkillieやsans visageのアナログ盤をリリースしているUKのDog Knights Productionsと契約し2ndアルバム『There is no reply but sweet wind blew』のLPリリースも決定、本作EPから繋がる次なるアクション、次なる作品へと進んでいく最中だ。 ■ Message from lang 和田(vo):本作は、1stと2ndにある衝動的な表現だけでは、当時の演奏力含めて体現できなかったものを、1フレーズづつ丁寧に再構築しながら作った作品です。 この次のアルバムから、langの楽曲は大きく変わっていきます。 cahierは、2ndから次回作へと繋がる大事なEPとなりました。 ぜひ、聴いてもらえたら幸いです。 ■収録曲: 1. 透明な過去の町で。 2. 夜の葦 3. 辺縁に立っている 4. 柄 5. 空の足跡 ※ 日本語歌詞、英訳歌詞付き、特製紙ジャケット仕様 (3LA/JAPAN 2020)