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WAR/ZIT / Brain Scan 7EP
¥1,430
収録: Side A 1.BRAIN SCAN 2.SWAY Side B 1.QUARTET ONE 前身バンドとして当時活動していたWOTZITが母体となり、当時の音楽性をより煮詰めたかの"新バンド"として始動したのがWAR/ZITである。 初ライブ時点からあまりにも衝撃的な演奏を魅せ、毎回の各ライブ/観客に対しインパクトを与え続ける事約1年。2024年夏、現体制としては初となるシングル(7")が遂にリリースされる運びとなる。 WAR/ZITという名は、前身バンド時代のコラボレイト編成名義(w/Soloist Anti Pop Totalization) がそのまま新たなバンドとして継承されたものとなっている。 (名称だけであり、過去のコラボとは全くの別物) [※当レーベルから前身WOTZITは(10")、SAPT(LP)リリース有] コラボ期のStyleとはメンバーも音楽性も異なり、その唯一無二に渦巻く深いPunk楽曲群は、現在一つの『到達した頂点』と言っても過言ではない。 各メンバーの遍歴は以下、 ex-The Gimmies、ex-WOTZIT、ex-ERAZER、ex-AGGRO、ex-Groaning Groove そしてpre-GUNK、pre-The Slowmotions etc... 上記にて読み取れるメンバー層の厚さと、そこからの想像をも軽く逸脱していくセンスの塊、それらが多分に収録されているのが今作(7")となっている。 そんな挨拶代わりの今作収録3曲は、職人的且つ複雑に楽曲の厚みと展開を絡ませ合いながら構築するBaとDr、楽曲に切れ味と甘美さを提示し、予想の斜め上を魅せるGt、そしてBloodyさと伸びある全体ハーモニクスが混ざる異物感がPunkとしか形容ができないVo、それぞれが満遍なくAB面に溢れている。 例えるならばBirthday Party(NICK CAVE) 、Minutemen『The Politics Of Time』あたりの時期、そしてあぶらだこ『亀盤』とをMixさせたかの存在感。JUNGLE'SやMannequin Neuroseなど他含め、City Rocker Recordsリリース群いくつかを聴いているかの錯覚に陥る各ソリッドと渦・響き、変化球の応酬、そしてScratch Acid~Jesus Lizardなどを加速・没入させたかの側面も同居されたPunkシングルとして収録され、そこには完全なるNO WAVE逆回転型・狂乱の技巧派キラー異端PUNKとして、ショッキングな体現活動が記録媒体に刻まれているのだ。 活動開始からメンバーそれぞれがトータルライフにて極めて多忙でありながらも、常に有り余るクオリティにてライヴを行い、Punk bandとして多量なポテンシャルを放出し続けるWAR/ZIT。 固定のスタイルに寄る事から離れるように振舞いながらも、自然体である事が逆にルーツ・伝統に新しい形で肉薄するように核心を突いた貴重な盤として、今作はリリースされる事となる。 Recorded/mastered by Shigenori Kobayashi (Noise Room Recording Studio) Total Art Work Designed by Sora Mizusawa(WAR/ZIT) https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=1230410177/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/transparent=true/ (DEBAUCH MOOD 2024)
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Arcadian Starship / No Feelings 7EP
¥1,430
(以下、レーベルインフォより) ■DEBAUCH MOOD、31作目のリリースはArcadian Starshipの『No Feelings(7")』 札幌から関西へ。 北海道は苫小牧にて生まれ育ち、多感な10代後半~20代までを札幌はThe Sleeping Aides And Razorblades(以下SAAR)に捧げてきた白浜は、コロナ禍直前の2019年にソロプロジェクトArcadian Starshipを始動した。 当レーベルより『Dedicated to winslow leach(12")』をリリースした後、 その活動は居住地:関西への移管により、新たな人間関係の変化~仲間を獲得し、様々な知見が入り混じる充実のバンド形態として新たな再スタートを切っている。 メンバーは、 Vo/Gt_Shirahama(SAAR) Gt_Hacchori(Deadbeat Club) Ba_Shinya(ex-Famous Painters) Dr_Tora(ex-Frantic Stuffs、ex-Diskover etc..) による4名編成にて2023年に始動。 現活動形態になり約1年、バンドの今が大いに感じられる初(7")Singleが 2024年にリリースされる事となる。 拠点を札幌から関西に移した事により、当初の宅録にて培われたアイディアは、地域柄の情報量・相手のセンスを信じた精度の高さと重なり相乗に至っている。 そこに関して中心メンバーの白浜は、『それぞれのメンバーにおける音楽に対する誠実さと献身が、メンバー間の相互信頼関係・会話に繋がっていると思う』と言う。 それは正に、熱きフックと微睡に彩られた美学に満ちた彼らのR&Rとして、純真無垢に愛らしく力強い泣きのkillerナンバー3曲が収録される結果を言語化したものである。 曰く、今作はAnother Pretty Face/Mega City Four/Cash Pussies/Donkeys/Mark Beer/Marshall Crenshaw/Communions/Martin Newell/The Jam/The Kinks(2nd)などからのインスピレーションが多く散りばめられているとの事。そこには重んじているコードの感触に彩られた素晴らしきR&Rへの情景が不変に存在し、全体における各ワーク遊び、持ち前の流れる圧倒的なメロディライン、安定したback布陣のGt/Ba/Drの絡み合うような演奏による丸みとドライブ感・ソロが入り混じる自由度に裏打ちされた70's UK Punk~Power Pop~Neo Mods~Pop Punk~Guitar Pop、そして90年代から近代音楽までもの貪欲を氾濫させるように光っている。 メンバー4人それぞれがお互いを理想のメンバーと認識しているはずであるからこその、結果がMixされた楽曲群は灯され、フロントマンの場数を踏まえ今作は完成。彼らの音楽は今までの経験次段階クオリティを獲得し、最早日本における唯一無二の独自Power Pop/Pop Punkに属している。 約10年程前に、『これが私達の一番身近なPower Pop/Pop Punkだ!』と多くの若者を魅了したフロントマン白浜のセンスは変わらずとも、 そこから年齢を重ねてきたミドル世代の琴線すらをも『より我々のものだ』として再び狂わせてくる楽曲は今も不変。 この作品は、どんなに今(そして今後より進むかもしれない)の物価高加速においても、あの頃の『レコードが安く沢山買えた』時代の楽しさを忘れさせてくれない、忘れる事を許してくれないような、一つの音楽における最高峰レコードリリースとして今回世に出る事となる。 ※当音源のRecording/Mix/MasteringはPop! PizzaのDaniel McNellieが担当。 全てのアートワークに関してはバンドメンバー自身にて作成・コントロールを実施。 (DEBAUCH MOOD 2014)
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Arcadian Starship / Dedicated To Winslow Leach (LP+CD)
¥2,310
札幌にて活動するThe Sleeping Aides & Razorbladesの中心 メンバーにして、その天然色な音楽性を柱に泣きの旋律を武器 とする"シラハマ"によるソロプロジェクトArcadian Starship。 先行してリリースされたTAPE ver.音源(2020/11発売)のLP+CD ver.が2021年2月リリースとなる。 既に今作をTAPEで楽しんでいた方であれば分かるその粒揃いの 楽曲が濃縮された今作は、70、80、90、そして00年代の淡い記 憶を串刺しに紐づけるようなPower Popに満ち溢れ、プライベー ト録音であるが故の"彼らしい自由度"がR&Rとして音色重なり、 適時micro KORG鳴り響き"形"をより鮮明に輝やかせる内容とし て完成された。 宅録であるからこそ、先ず確認すべきは当本人の今作へ打ち込 んだモードに着目すべきである。彼曰く1番の基準はMartin Newell/Cleaners From Venusの大いなる存在感を自己として出 力したかったとの事で、その溢れ出るImageは妄想レベルにまで 落とし込まれた楽曲の血肉として形成され、所謂ベットルーム 宅録的手法からは敢えて離れたバンドサウンド感触に重点を置 いた音源として形作られている。 他にはElvis CostelloのBlue Chair(Out of our idiotのバージ ョン)、Marshall Crenshawの1st〜3rd、松尾清憲の1st、Jim BasnightのI wanna be yours、Harlowのharry de mazzio等から インスピレーションを受けたとの事ではあるが、最早Fleetwood MacのRumoursバリに国民ウケしそうな感触すらもあり、それは 全ての意図・偶発な形問わずバックラッシ的絶対領域にて彼独 自の表現極まりしReal Dream Pop。彼自身の音楽体験の蓄積。 ノスタルジー。再会を思わせる様な感触。として、アルバム全 体から聴き手それぞれへの内情に響いていく。 封入品は盤、LP ver.専用インサート×2、紙ジャケットCDとな り、本人によってレコーディング、デザイン、デザインデータ 作成、MV撮影、編集、出演までが全て貫徹。一から終わりまで をシラハマ自身が考え表現する自由な音、形で、フィジカルが 作り上げられた今作。シンプルな話、こんなCOVID-19が蔓延す る世でライブが少なくなってしまった状況であっても、今作は 宅録という形で活路を見出した"泣きの一枚"となる実例として 、ある意味価値すらあるレコードリリースとしても楽しめる音 源となっている。 ソングリスト A1. General A2. Miami moon A3. Android dream A4. Time for truth B1. Change your mind B2. Take it or leave it B3. Something to believe in B4. Living with mystery (DEBAUCH MOOD 2021)
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アシックス★ブーメランズ//ALP$BOYS タイトル / Drunks In The Central Park (split 7" + DL)
¥1,430
(レーベルインフォより抜粋) DEBAUCH MOOD、29作目のリリースは、 "Drunk And Destroy With Glasses From Extasy City" 『アシックス★ブーメランズ』 And "Sunplaza Front Drunken Warriors From Nakano" 『ALP$BOYS』 昨今のLiveが特に素晴らしくマイペースな活動を泥臭く今まで続けてきた2バンドによるJapanese_Punk/Hardcore Punk 友情split作! 今作は、数年前よりフィジカルリリースのハードルが上がってきている昨今にて、強引にでも盟友同士のsplitリリースを目指し全力投球を行なったメンバーの想いが結果としてリリースに繋がっている。両バンドのキャッチーな人間性にも敬意を払いながら、実現できることがレーベルとしては幸せに思う。 片面収録時間をそこそこ無視しつつも、クオリティ下がらず仕上がった強烈な個性が滲む挑戦的レコード盤。是非とも今作を手元に置いて、針を落として頂けると幸いである。 ■収録曲: ●Side A(ASIX BOOMERANGS) 1.SHINANOZI 2.ecstasy city 3.kitahe ●Side B(ALP$BOYS) 1.WE GOTTA POWER 2.LOVELESS 3.DAIMONLAU 4.BASTARD ■アシックス★ブーメランズ member:Vo:zkmy(マヒルマヨナカ、エナジーナウ)Gt:ko-ki(fredelica、ex-GOH、ex-vanishing twin、hitsujikazoeru)Ba:Tanaka(いとま、ex-VOGOS)Dr:ieirix(urgh、ex-tinca tinca、DubwifeGroup) 2020年、仲間内との飲み会帰り、某公園にて勢い余って結成。00年代よりいくつかの活動を通過し今に至るメンバーが、若き頃からの共通キーワード『パンク』を自分たちの今にフィットさせる快楽の為に活動を開始。その音楽性は正に『Japanese Punk』よろしくな語感と変質的な楽曲のフックに溢れており、日本における1980年代の黎明期を彩った自然発生の核を、2020年代における現代Flatな感覚に交わらせたような存在感として各曲は展開されている。 今収録曲はメンバー曰く『ロックンロールハイスクールからのDead Boysを00年代的ストレンジな空気感に入れ込み、最近70、80年代のJapaneseロック、パンク、フォーク観点を意識したVoザキミヤの歌唱と現体験リリックにて混ぜ合わせたところ、全く別の物になった』との事。 このバンドらしい説明は正にそのまま独特の楽曲に反映されており、音像も程よくバリエーションを持っている。各パートの捻じれる様なアレンジやVoの大喝と、コミカルなようで実は渋い歌詞によって、このバンドの存在感は異様さの元集約されているのだ。 且つレーベルの主観としては、初期The Loods/Shuffle/肉弾、などの過去に存在した最高バンドから頭脳警察を引き当てていくような、『日本のR&Rパンク/極初期oi/若き狂気と可愛いささやかな露悪性』それぞれが魅力として含まれているようにも感じられる。 そこには、昨今一部海外にて動きある日本パンクのサルベージとリンクするかのような希少性も感じてもらえるのではないだろうか。 何よりもキャッチーなメンバーのキャラクターと相反する気がふれたような内向的爆発力は、シンプルにロックンロールのソリッドとパンクの殴打性を時勢の中で用いる晩歌の様に、活き活きと鳴るA面として楽しむことができる。 ■ALP$BOYS member:Vo:ippe(fredelica)Gt:Nishida(penisboys、urgh、東京スーパースターズ)Ba:Atake(COFFINS、Super Structure)Dr:Kosuke(Daiei Spray、PLAY DEAD SEASON、urgh) 結成より数回に渡るメンバーチェンジを経て、現在の布陣に定着。正に『登頂』していくかの様に気合の入りまくった実演をライブにて重ねながら繰り返されたdeepなメンバー間での音楽情報交換(音源・体験したライブ)は夜な夜な続いてきた。 現在の2023年、最も狂った山脈を登り切ったかのように、過去の活動の中でも最も爆裂に渋くアイディアが加速した充実の内容が今作には収録されている。 当該内容は脈々と継がれる日本のFUNな感触の出音を感じさせるHardcore Punkの側面を持ちながらも、そこには乗るギターノイズをベースにフィードバック重ねながらの絶妙なRockin'感覚がドライブしていくダイハードさと合わせ全面に楽曲を支えるグルーヴの入れ込みと抜けるタイトさの幅あるリズム隊の渋さが光る。 そしてVoの崩しながらも畳みかける超個性的リリックによって、通常ではないラインのモノが練られていることに気づけるはずだ。 随所繋ぎ合わされる中にはURBAN TERRORの『First Shot』やAG. ALOEの様な気い違えた形をよりタイトに表現している要素も大きく、辿るようにStraight Ahead〜NYC Mayhem~Rest In Piecesなど初期NYHCあの頃を盛り込むベースを前提に、やはりそこにあるのは後期Bad Brains香りを日本でしか生まれ得ないもののStyle魅力としてアイディア紡いだ、結果の一つなのかもしれない。 やんわりと滲むモダンなロカビリー的アレンジやサイケデリックな質感も含められたチャームもありながら、別の見方としても、現代の東南アジア広域におけるHardcore Punkの一つの流れにもリンクしているようにも感じさせられる。 彼らのPowerぶち込みのフックでたたき上げられ一気になだれ込む充実の片面4曲は盤面に落とし込まれ、"超強引に"進む楽曲が光るBsideとして今作の流れを締めていく。 (Label:DEBAUCH MOOD)
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DAIEI SPRAY / Can't Truss It 7EP
¥1,320
2004年青森にて結成、2008年に東京に拠点を移し活動する「DAIEI SPRAY」の2023年7”EP!! 今作収録の4曲は、ある意味原点回帰と思わせる節を感じさせられながらも『我々の妄想の上において成り立つRevolution Summer』のバリューを改めてストレイトフォワードPunk/R&Rなストリングスとタフネスにて捻じ曲げていくかの清き1枚となっている。 各曲、多様な場面におけるキラーリフのデパート(卸)と化しているGt、随所楽曲に渦を持たせる同じくキラー且つ職人派なBa、そして展開になだれ込む為の全てをエグく怒涛に叩きつけるDr。伸びやか且つ独自の唱法にて日本のバンドでしか出しえない曲の存在感を形成するVoと、バンドの持ち味は今回も堅くアピールされている。 言うなればHüsker Dü/Willful Neglect/Down By Law/Stateなどに近いと感じさせられ、且つ元を辿ればそもそもそれはThe Stoogesの精液を年数かけ異種交配させ続けたかの結果の上に成り立つ2023年の産物でもある。 Fu Manchu、NebulaなどのPower Band群かの押しの強さや、彼らが当然影響を受けているであろうUK Melodic Punkのルーツでもある80's UK PUNK_Chron GenやPeter & the Test Tube Babies etcからの要素引き上げなど、、Japanese Emotional Punkベテランバンドとしての『選択された再出発点』は当音源の起点にて着地となった事が表されている。そして、先般におけるRevengeの意味を指している。 メンバー個々人の環境や責任なども多様となる世代に差し掛かりながら、それでもペースを落とさずにクオリティを担保していくバンドのその姿勢。逆境をもろともせず、この3年間にて遅延していたものを一つずつ取り返すような、Daiei Sprayというバンドの在り方を今に記録したシングル。レコードとして今作も意味を持ちリリースされる。 ※今作の総アートワークはPROM etcにて活動する丹下氏が担当。Bandのイメージを即時立体的に起こすような手腕にて、Hi SpeedなFreaks的仕事ぶりを発揮している。 ■Daiei Spray:青森にて結成され、2008年頃より拠点を東京に移し活動。数回のメンバーチェンジを重ね現在に至る。 当レーベルから前作アルバム『Behind The Wall(LP+CD)』を2020年にリリースし、コロナ直撃による影響を受けながらも、突貫にて活動を続け乗り越えたのは頼もしくもここ数年間の出来事であった。(当時のリリースツアーはいくつかを除き日本・海外全てキャンセルとなった) Virusに翻弄された期間において、新たにDrとしてKosuke(PLAY DEAD SEASON/ALP$BOYSのメンバーでもある)が加入。過去最もアクティブな活動にて突き進む現体制となる。 ※現メンバー編成:Vo. Yagi Gt. Kyosuke Bs. Onodera Dr. Kosuke [Side A]1.Doubt Common Sense 2.I Can See For Miles [Side B]1.Progress 2.Ministration (DEBAUCH MOOD 2023)
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VINCE;NT / Resurrection:Ax/Ex 7EP
¥1,100
東京を拠点に活動する4人組 "VINCE;NT"!! アルバムに先駆け、2曲入り7インチをDEBAUCH MOODより緊急リリース!! Side A 1.Resurrection Side B 1.ax/ex 【緊急リリース】 2018年頃より東京にて結成。 メンバーを変動させながらの模索期間を経由し、2020年頃現体制としての活動を開始。 そのAlternative純然たる音楽性を主柱としながら、Neo Psyche/Gothic/Junk 経由 Stoner/ Doom/Desert Rockの片鱗までもを柔軟な入り混じりによって新鮮に映し出し活動を続けるVINCE;NT。 当初予定であった初作LPリリースが海外プレスの兼ね合いから遅延した為(2022年初頭リリース予定)、急遽国内プレス、且つ予定作との被り無しとなる完全新曲2トラック(7")にて、バンドの存在を初回掲示する"シングル音源"が2021年急遽リリースされる。 メンバーは4名編成。Yusuke Shinma(gt/vo)、Arisa Katsu(gt/vo)、Iori Kimura(ba)、Kanako Teramoto(dr)にて鳴らされる楽曲は、自身達の全てを表現した充実を通し"人力"にて繰り拡げられ、各メンバーのそのキャッチーな人間性から飛躍した重厚に放出される壮絶ライブの中で更新され続ける。 最早日に日に鬼気迫る名演と共に、そこには以降の大きな物が産まれる前夜かの感覚を与えてくれる情景があり、想像を掻き立てられるPower溢れる編曲センスと共に、国内でも認知され始めているのが昨今バンドの状況となっている。 ■上記の通り、今作は緊急的に確定した音源リリースであった。しかし、バンドの創作意欲の渇望から短期間にてバキバキに書き出され完成されたのがこの『完全新曲』収録の7"音源である。 精度と野性的な粒が骨格として常に勝負を賭けているかのように切り込まれている今Vinylは、振り切った例えをするならば、Soundgardenの原理などに型を得ながら、LA 80年代のRed Temple Sprits/Savage Republic等における絶妙な未来を見据えたGothic感触に共通するバランスを持ち、Neurosis的偏重性やGirls Against Boysばりの魅力、Loop(UK)のポーカーフェイス的網羅がFugaziをすり抜ける感触としてGuru Guruにずるずると現代に堕ちる陰鬱を『身近に』表現。個々のパートの演奏の充実が有り余るほど伝わる、琴線に触れる重さに満ちた渦となっている。 そして、元を辿ればSyd Barrettから脈々と継がれる独創すらも、往年のslow的展開や発展における根幹である事として、改めて再認識させられる存在感も強き音源となっている。 書けば書くほどきりのないこのバンドの魅力は、挨拶替わりの7"としてレコードに切り込まれた。 各パートが確実に『入っている』演奏にて同士が呼応し合う本質が記録され、時間軸無視にて明るい未来が待っているとしか信じて疑えないバンドの充実と成長は現代進行形にて日々演奏され、その快楽はクオリティの高き重なりにて音源と共に今後も鼓舞されていく。 ※最後に、バンドの方向性が最終的に固まり一気に飛躍したのは遠征における『静岡のおでん屋』が分岐点である事はメンバー談によって明らかになっている。 今後2022年初頭、アルバム(LP)リリースを控えている最も新鮮且つ脂の乗った新鋭バンドにとっての、『黒い練り物』にも似たファーストシングル。ぜひともご一聴頂ければ幸いである。 (インフォメーションより) ■トラックリスト: A. Resurrection B. ax:ex (DEBAUCH MOOD 2021)
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FLOWER ZOMBIES / In the rain
¥880
DEBAUCH MOOD、10作目のリリースは東京にて活動するFLOWER ZOMBIES単独7インチ(+ダウンロードコード)! 元the scribbler、DOG HOTELのkyohey(リーダー)の招集により、元BALLADMEN、 LITTERS、BROWN TROUTのメンバーが集まり2014年に結成(4人組)。 その剥き出し且つ切なすぎる楽曲により着実に認知を拡げつつあるこのバンド。後期DOG HOTELにて傾倒した数曲(彼サイドの曲)を押し進めたダーティーかつ場末感満載の淡いロックンロール・その他のバランスを武器として様々な場にて好評を得ている彼ら。前歴や地域色や形骸で語る事が決して出来ないその素晴らしき曲群に、一部の趣好者は多くの希望を現在進行で感じ続けているのは紛れもない事実である。同年末に盟友THEDEATHとのsplit tapeリリースをきっかけにより大きく活動の幅を拡げ、初期の手探り感が否めなかったイメージをぶち壊し、より鼓舞していくような活動は現在も非常に魅力に溢れている。 と、そんな約2年間を区切りとして今作は結成後初単独シングルとなる清き勝負の盤として2曲を収録。心に強烈にあるロックンロールへの激情と様々な嫌悪を這わせた切なき唄=PUNK MUSICとして捉え、LOVIN' SPOONFULL『Do You Believe In Magic』のような涙腺直撃の一手、そこにTHE BYRDS、STEALERS WHEELとCHARLIE HARPER(U.K. SUBS)をクラッシュさせたかの"美しい"楽曲/Voを軸にしたキラーナンバーが待ち受ける。 最早Andy Fairweather Low(AMEN CORNER頃?)が爆発する"瞬間"だけを無理やりDIRTYにピックアップしがむしゃらにぶっ刺し入れた(あくまで極端な例えですが)かのフロントマンの半壊さsoul。痛覚として残るように響く悲壮感。今作はそんなインパクトとラフな姿勢が心地よく胸を打つ素晴らしいシングル盤となっている。 熱量と切なき爆発力を才能として同居させながらも、破滅的なスタイルによって進んでいくフロントマンの気質。それらを形として残し相乗させる現メンバー同士のバランス関係は非常に感慨深く目に写る。今後の活動にもより一層の期待を。※スリーブ/ラベルデザインは、様々な制作分野にて活躍するOFFICE VOIDSのYuma Suzuki氏が担当。 (Debauch Mood 2016)
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ボロキチ(Bo!Rock→1) / 此ノ崎ニテ 7EP
¥815
1stで強烈なBLUES加速型stooge-punkサウンドを叩きつけた記憶も新しいボロキチ(Bo!Rock→1)、による2nd 7"EP! 以下、レーベルインフォより。 ボロキチの歴の中でも特にひたすら"ウタモノ"なナンバーから始まる今作は、ライブでもお馴染みの3曲を収録。前作『S/T 7"』との2面性としてボロキチというバンドを知るには十分すぎる内容となっている。 ディスコ前夜のTHE ROLLING STONESが打ち立てたR&B~FUNKのポピュラー解釈と、TAR BABIESのようなフリークFUNKとの中間を活き、そこに脈々と継がれる広義でのブルースパンク~HCの血を打ち入れたかの泥々な個性を持つ。そしてそれらを変態というよりはプログレッシブですらあるリズム隊の強引な展開で練り上げ、気合いのカッティング/電撃ギターと超個性的かつ滑らかなボーカルによって形骸化してしまった世のものを刺激的に捻じ曲げてくれるのだ。(前作と比べてポジティブな歌詞にも注目を) 一リリース側としての主観ではあるが、決して古臭くはなく、Wrangler Brutesのようなバンドが持っていた(であろう)音楽的な遊び心と計算された変質性との合致を天然的に地でいく面白さがあると感じる。独自のキャッチーさは多くの様々な濃いバンドや聴き手、その他から支持される理由を強く表している。そもそもボロキチは昔からそうだった。 ブルースが加速しすぎて焼き切れ、オイルにまみれ、ディスコに突っ込み、その油分と脂分と血と匂いが染みつき、思念を残したようなイメージが蒸し暑く湧き上がる傑作となっております. ■トラックリスト: A. 此ノ崎ニテ AA. Rutti Fruity AAA .フライ・ド・ガーリック (Debauch Mood 2014)
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ボロキチ / ボロキチ 7EP
¥880
1998年結成。デトロイト産まれ、百人町育ち。 そのあまりにも衝撃的なライブが話題のSHOCKING PUNK R&R 地獄行きの名は『ボロキチ』。 数回のメンバーチェンジを繰り返し、待望の初単独7”が遂にリリース。 一度でも体感した人間ならば分かる、あの強烈なライブを一切テンション落とさずに振り切る爆裂さ、 押して押して押しまくるスタイルには最早美学すら感じさせる。 THE STOOGES、ガセネタ、ROTOMAGUS等のような表裏一体の攻撃性、スタイルは違えどJAMES CHANCEと同ベクトルな内省的FUNK影響は当然PUNKだからこそ成り得たと言えば良いのか。 おぞましいグルーヴとたたみかける印象深い日本語詞、鬼気迫るギターの切れ味とドライブ感鋭く、ハードコアなテンションで突っ込んでいく。 現代のPUNK/R&Rバンドとしてのアグレッシブな攻撃性を感じずにはいられない3曲。 魅力を完全に盤に刻み込んだ内容(ブツ)となっております。 百聞は一見(聴)に如かず。共に打ちのめされましょう。 (レーベルインフォより抜粋) ■トラックリスト: A1. Blue Light Special 2:28 B1. トラブルボーイ (The 13th Floor No Elevator) 1:03 B2. トドノツマリ イン ザ ムード (Debauch Mood 2013)
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VOTZCO / S/T 7EP+DL-CODE
¥880
ベースレスsoft fuzzed-out 90's(以降)style "POP" PUNK TRIO『VOTZCO』による初の正式単独作(7")シングル。 東京にて2014年結成。リリースされている物はdemo録音のみ。ライブでなければバンドの全容が掴みづらい立ち位置にて、様々なイメージを持たれている『VOTZCO』。彼らにとって今作は、過去の録音と比較しても有り余るほどに現実の姿を刻み込み、まさに『気合い一発』、『一心不乱』な純粋すぎるテンションと青き楽曲~整然とは真逆をいく『自分達の快感だけを追い求めている様』を清いまでに強く具体化した初(7")シングルとなっている。 そんな今回のシングルは、メンバーが基本影響として公言するJAPANDOROIS等を起点に置きながらも、THE TRADITIONAL FOOLS以降の質感を日本の若者ならではの理屈度外視自然体現にて(形態的なR&Rから離れながらも感覚的なR&Rに比重を置くという事)解釈した2曲を収録。 それは現代のPOP PUNKサイド的に表向きでは踏襲されながらも、2本のギターが柔らかくもバーストされていく形にて独特の方向性を辿る。がむしゃらに突っ込んでいくような爆裂感が目覚ましいAside、気だるげに噛みつくような空気と淡さが重なるBsideの2印象にてバンドの側面をあくまでノイジーに、半壊手前に演出。それは例えるならば、SKiN GRAFT Recordsよりリリースされていた強烈バンドMOUNT SHASTA等に見られた陽気な炸裂感と、ohioのTHE GAUNTのPOP側面との共通項が混合されたように疾走。そこからYOUNG PIONEERS等に代表される熱量を淡くハンマー(東側諸国風?)に込めたかの音楽手法や、「枯れた」趣きをフックとして効かせる初期EVERGREEN等に在った『その瞬間にしか表現し得なかった非安定性からくるエモーショナル感覚』にて展開し流れていくような性質を覚える。 なによりも強くアンバランスな現状が輝き、今しか得られない衝動にあふれたバンドの魅力の素晴らしさ。そこにあるのは『極端なギターバンド』をTRASHな観点から現代基軸にて新鮮に捉え、剥き出しで"自ら行う発想"にまで至った過程の『楽しさ』が偏愛と夢想にて充満しているからこそにある。フロントギタリスト2名それぞれの観点+常に必死さ全開のドラマーの直向きさと共に、爽やかに且つボロくドブに沈めたような感覚にて『やかましい』当シングル曲は導き出されていくのだ。(使用はFUZZ WARとの事) 時に半壊かつ微SCUMさをライブでは散見させつつも、徐々に沸点へと向かいブチ切れた幕引きを行う彼ら。そこには個々の観せ場を理解しながら強引に進めようと暗中模索し続ける姿が在る。『こうならざるをえなかった』結果へと堂々と着地する様は荒く不安定な部分を内包しながらも、濃く強い『個性』の種子としてそこに見え隠れする。時には意見の対立を行いながらも、進み濁さず剥き出すプライドを強く持ち、全ての原動力は彼等が気持ち良くある為だけに活動として存在するのだ。 そんな原理原則に則った姿勢は、同じ境遇の全てのフレッシュなものに強い勇気を与える事だろう(ちなみにメンバーは全員イケメン)。そして彼らは仲間にも恵まれ、強い結束と信頼をも強固な武器として今後も進んで行くことだろう。 そんなバンドが真実に想うモノと『現実』を強引に盤面に削り取った、爆裂&清き現物としてキャッチーに殴り込む2tracks。レコードもオマケのmp3も関係なく、極端にでかい音量で再生を。※ダウンロードコード付き。 ※ジャケットデザインはRainbath Visual名義にてDESTRUCTION UNIT、WAND、DEFHEAVENなどのアートワークを手掛けるReuben Sawyerによる書き下ろし。 (レーベルインフォより) ■トラックリスト: A. Run Away B. Gills Besson (Debauch Mood 2016)
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Lipups / Lipups 7EP
¥880
DEBAUCH MOOD11作目のリリースはLIPUPS単独7インチ(+ダウンロードコード)! malegoatのメンバーとして活動するTanabe Masaru(gt/vo)を中心に2014年結成。 drはHasegawa Kazuya(元EXTRA CONSOLIDATE)、baは紅一点にして今回が初のバンド経験だというSasaki Yasukoの3人編成。 突如として出現したライブにて一気に関心を引き付けスタートを切った彼ら。自身が公言・又は語られるSKULL CONTROL~RED EYED LEGENDS ~COFFIN PRICKSやCOACHWIPSといったバンドからの影響・『ブラッシュアップされたモダンなスタイル』への強い憧れなどが非常に天然的にアプローチされた音源(現在までに自主にて『3SONGs(cass)』、black holeより『split w/THEDEATH(flexi/cass)』とリリース)~ライブにて様々な好評を得る。 今回は彼らが模索し続ける過程において次段階として新鮮に響く3曲を収録。上記公言バンドの鋭角要素を強くピックアップし、そこからALTERNATIVE TVやFRANTIC ELEVATORS(後のSIMPLEY REDメンバー在)の『Voice In The Dark(7”)』、JOHNNY AND THE SELF ABUSERS(SIMPLE MINDSの前身)等の禍々とした当時特有のシンプルかつ奇妙さがクールな未来へ遍く病的イメージをあくまで『現代的』に披露。そんな謎を深めるかの想像を掻き立てる曲群と単純な『かっこよさ!』が連鎖する調和ナンバーの3連続に、はたまた一瞬北欧のPUNKとの共通項なども感じさせる (USCHやMASSHYSTERIのような感覚が一番しっくりイメージとして湧くだろうか?)個性存在感などなど、、、、非常に独特かつ魅力に溢れた音源となっている。 中心メンバーの経験値からくる巧妙な狙いもとんだ要素とフレッシュ感のアンバランスさ、キャラクターの良さ、そして公言する趣向の中には辺境サイケやPOST PUNKがわらわら出てくるなど、総じて個性的すぎるその組み合わせから滲み出る音楽はこれからどのように進んでいくのか想像不可。その一筋縄ではいかないスタイルは今後多くの解釈を持たれ、状況を掻き回していく『異質な』存在として活躍していくのではないだろうか。 ■トラックリスト: A. D Start B1. Out Party B2. Wire Plants (DEBAUCH MOOD 2016)
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GEROS / weird dance 12EP
¥1,980
大阪発、70年代KBD~80年代US PUNKの流れを汲むパンクロックバンド『the GEROS』! 2010年代以降の関西Punk Rock Sceneで楽曲/アートワーク/画/それら全てにおいて妥協することなく大阪に君臨。 メンバーそれぞれの前身活動の数々と全ての積み重ねが根深く前提として在り、現在に至る。 タイトルに冠した『weird』の濃い意味はそのままに、今作もその奇怪な妖艶さと鋭きPUNKの完成形は成立。組み込まれたテクスチャが濃厚に展開される。 収録されるは囁かれるようなMurder感触的グルーヴと、そこから酔える甘美且つ鋭く切れるコード・濃厚に刻まれるビートと合わさる絶妙な色香を持ったディープなPunk Rockとして隙なく表現され、その"悪い"存在感に我々は常に背後を取られないよう怯えて過ごす楽しみを持つ事が出来る。 墓を掘り起こしていくかのズルズルとした展開から一気に各パートは一体となって口火を切られ、鋭くキラーなリフの応酬やそこからより明確なPUNKの根にあるものを意識下にキレるGt。展開の中心を持ち上げるように彩り、聴き惚れる程に細かく刻まれるDr、そして楽曲の存在感をより具体化し、痛快と言った感覚すら繰り返し繰り返されるアレンジセンスの爆発が顕著なBa。CRIMEが持った唯一無二の篭りうねる泥沼のような解釈の高度な再現、LEWDやVAINSの手癖としての切れ味、FEEDERZ等に於けるジリジリと削り取られるような要素も含めながら、そして特別なTHE MADの存在等々。メンバー自信が公言するように、ロカビリー影響下のリズムがクロスし、その感触がよりバンドの唯一無二な形を誇示させていく。 『内臓』にくる45rpm盤の強さ、バンドの持ち合わせる灰汁ある音楽性、そしてどう考えても危ないアートワーク。この全てはバンドの現段階を形として表すには申し分ない音源として、今作は体をなす。 刑務所、精神病棟。ボンテージ、刃物、絞首、笑顔の狂気、晒される頭、破滅的なSEXUAL。そして仲間同士で楽しみ合うはお互いのお互いにおけるマインドコントロール。そして人間関係を重んじ、幸せで平和的でもある。 過去の文献等から様式を辿りながらも、人はここまで新たな想像力を独創的に突出させる事ができるのか。Killed By Death/Bloodstains/Back To Frontにて選択された偉大なバンド達が決して希少価値のみでピックアップされた訳ではない事実は"体験"としてしか物語られず、現在も同じように、墓標に刻まれるべきPUNKは表現の渦の中で神経質に研磨されていく。 ※今作のアートワークはthe GERØS メンバー自信&監修レーベルkiller boyの下制作。 ■トラックリスト: 【Side A】 1. pressure 2. toxic 【Side B】 1. be bop a noiz 2. ikue 3. weird dance (DEBAUCH MOOD 2021)
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SLEEPING AIDES & RAZORBLADES / PARALLAX VIEW 10EP+CD
¥1,760
※10インチ+CD(同内容)※ 札幌発4人組(男3+女1)JAPANESE "POP" PUNKヤングバンド 『THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES』の2018年作! (以下レーベルインフォより抜粋) THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES。札幌にて活動、現在までにCD×3、TAPE×2、7"×4、flexi×1、LP×1とリリースを重ねてきた4人組。今作は基本フォーマット制覇となる全最新曲5songs 10" として、バンドの充実が2018年の今に明快に切り取られたかのVinyl盤としてリリースを迎える。 今収録曲は、様々な世代の心が再サルベージされていくかの、稀代のメロデイセンスが引用と共に強調された「全名曲」として巧妙な光りを放つ。 その成長過程に現われる瑞々しき楽曲群は、「若さ」に頼る事など一切必要がないかのように「確立」され、メンバーが影響と憧れを公言し続けてきたTHE SOUND、POSITIVE NOISE、CANDY、BLUE ANGELなどへのリスペクトと共に存在する。そしてその個々の要素はドリップされたかの如く一滴一滴随所の解釈にて血肉となり、グラマラスな手法形態R&Rのアイディアとして果てし無くキャッチーに疾走されていく。そこには、「ダイナミックなトータルワーク」として繋ごうと「しがみつく」尊い姿勢が大きな振り幅として作られ、表層だけではない・尊敬するソングライターへの敬意の上での「自らが行う為の糧とする」前提の上に重んじられ、まさに広義の意味での現代的構築型POWER POPとして凝縮・且つPOWER POPの前後事象を大きく現代的インディペンデントな質感によってフックアップされていくかのオリジナリティを持ち輝いていく。 今作が作られた過程は、本当に一言では語りつくせないだろう。ただ、持ち前のバンドの魅力が満遍なく散りばめられた当音盤を聴いて頂ければ、彼(彼女)達の現在を感じ取ってもらえる筈だ。 過去作と比較してもより抜けに富んだ演奏&レコーディングによって細やかなフックが豪華贅沢に随所に溢れ、60年代のグループフィーリングポップネス的に編み込まれた楽曲が80年代的な曲解によって上ずっていくvoスタイルを強く引き立てる。その随所に「再サルベージされる多世代の感情」はノスタルジーを脱却させられるかの如く混乱めいた喜びに悶えさせられ、美しき魔力溢れる楽曲のパワーはPOP SONGとしてより彩られていく。どう転んでも良い曲は良い曲であり続けるのだから、一生死ぬ事はないのだという事が、今作が音源として残る事によって事実となっていくのだ。 寒冷地の展望はDAVID BOWIEかSTRAWBERRY SWITCHBLADEか、もしくはTHE FREEZE(エジンバラ)を感じ取る事へ繋がるのか?レコードと凍えるような寒さ。毎朝の凍りついたフロントガラス。広い北海道の土地を潰していくかの壮絶雪かき業務、有り余るVHSの山は娯楽としての映画(SF多め)が記録されている。そしてライブハウスと沢山の気を許せる理解者達。 「現行のバンド」を追う事に対する大きな魅力として、全ての聴き手に夢を与えてくれるかの全渾身名曲収録作。多くの音楽への情景を演じ、しかもメンバー個々のエモーショナルなキャラクター性が相乗加味され振り落とされる今作10"を「聴ける」事が本当に喜ばしい事である為に、バンドの今はレコードとしてアーカイブされ、リリースする人間もその為に存在する。 ※今作アートワークはAZNのTakashi氏が担当。音楽と同様に、情景と憧れとオマージュと引用が溢れつつ、「今やる事」にて相乗する素晴らしき、当時のムーブメントへの呪縛溢れるデザイン作品となっている。 ■トラックリスト: 【A side】 1. One More Minute 2. My Mind's Eye 3. Last Night On Earth 【B side】 1. Out Of Reach 2. Ghost Town (Debauch Mood 2018)
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Soloist Anti Pop Totalization / S.A.P.T. LP +CD
¥2,852
DEBAUCH MOOD19作目のリリース! 2016年頃より活動を開始。東京にて特有のMinimal Synth/Synth Punk観点からIndustrialを 噛み砕いたNWプロジェクトを進行している『Soloist Anti Pop Totalization』(以下、S.A.P.T.) ことHATA氏。約10年間The Warmのメンバーとして活動を続けていた氏は解散後「過去を清算し全てを一から始める」といった方向にて手法を煮詰めてきた。 そこには現在までのリリースとして、Soloist Apartment名義にて『1st Demo(CDR)』※後にイタリアより(12")化、Second Apartmentとしての『Pulse Wave(7")』や、プロジェクト WAR/ZIT『Life is cheap(7")』(w/WOTZIT)への参加。その後のソロ活動名義変更S.A.P.T.でのTAPE『The masses,emotion,nostalgia (TAPE) 』や『Soloist + Nemoto Jun/Document Live at Soup (TAPE)』(w/根本潤)があり、並行して行われてきたライブ企画と合わせ記憶に新しい人も多いのではないだろうか。 今作LPはS.A.P.T.にとっての最新音源であり"完璧なカッティング"の上にて憧れに憧れぬいた 80年代の色めくNW名盤群の音質を求め完成された。 ※是非付属品CDとの比較をして頂きたい。 各楽曲はPulseな反復に覆われ繰り返されるSynth / Rhythm Box / Samplerを一人駆使する 制作体系にて表現され、暗く蠢くような音像が浸食・または畳み掛けるハンマービートにて 進行、Noiseの間を蝕んでいく虚無感溢れるサウンドコラージュまでと、独特のグルーヴすらも獲得しながら音源の全編は形作られる。前身活動からの種であった偉大なる音楽からの影響=Liaisons Dangereuses、The Normal、初期The Human League等の解釈を強い人力感にてFuturiskが00年代にアップデートされたかのSynth Punk押し進めは当然The Warm期からの 継続が成されており、そこから本人曰く意識したというPublic Image Limited.「Metal Box 」の空気を電子音化した渦に近い曲を覆う『幅』とCabaret Voltaire 「The Voice Of America」かのような『効果』、そしてDAF、Xao Seffcheque Und Der Rest「Ja - Nein - Vielleicht」等のSynth音構築がスライスされていくような独自の衝動異端現行NWとしても魅力は溶け込み描かれる。そして何よりも外せないであろうThomas Leer/Robert Rental/Daniel Millerが当時コラボレイトにて滲ませた『どこか近所のお兄さん的な』キャッチーさとすぐ隣にある狂気すらも漂い、脳髄垂れまくりな現代的ワンマンSynth Wave/Industrial音源は重心鈍く光る日本のアンダーグラウンド自主制作盤的魅力として溢れていく。 自身のアジトに篭り生み出さた最新作。それは現代的ツールを用いた過去に対する挑戦を含む独自の“和製”シンセウエイブプロジェクトとしても楽しめる事だろう。そんな今後の活動の方向性へも大いに踏み込んだ独特の『奇形』的初Album(LP)を是非ともご一聴を。 ※今作のartworkは名古屋で活動するNOISECONCRETE×3CHI5のOno Junji氏が担当。完全なるイカれたコラージュデザインにて応戦。 ■トラックリスト: [Side A] 1.Synthetic introduction 2.Insubstantial 3.Unknown Ⅰ 4.In the body 5.Unknown Ⅱ [Side B] 1.Depression(Part2) 2.Unknown Ⅲ 3.Other 4.Decade 5.Unknown Ⅳ (Debauch Mood 2019 )
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DAWN / THERE IS NO REASON WHY 10"+DL-CODE
¥1,324
青森にて結成、東京で活動中のPOWER/MELODIOUS/DRIVING 正攻法STRAIGHT JAPANESE ALTERNATIVE PUNK TRIO『DAWN』2013年自主リリースCD、2015年スプリット12インチ(w/SHIPYARDS)に続く10"EP(+DLコード)! 先のリリースでも独自の観点での心地良き曲センスと個性を提示していた彼等、 今作更にディープに深化! (以下、レーベルインフォより) 紛れもない『成長』の証を叩きつけるかの今4曲は、各々が限界にまで力を入れ込み、激濃厚・ある種の境地として聴きどころ満載・胃もたれ必至の録音物として大いに鈍く輝く。猛進しつつも強弱の加減が細やかな構築力にてスリリングに光る"FLOWER"~"UNDER WORLD"にて上昇し、独特の(あくまで身近な)ACID/SPACE展開から相変わらずのスタイルに強引になだれ込む"眩暈"にて胸を抉られる。そして予想外なギターの切り込みが本質的に狂っている泣きの"GROWING UP"までと、そこには現在のバンドが抱える熱量と高ぶりがこれでもかと全てに滲み出る。 ウェット且つ粘りつくように憂うボーカルと対比するかのように、各パートが爆裂に重ねた点は強く重く在り、ドライブ~ブーストしていく様は印象深く耳にこびりつく。FUZZ用途ながらも、随所でのアタック感がより鮮明且つ心地よくバンドの肝として具体化されたギターは"見せ場"での鮮烈さと輪郭を際立たせ、ベースラインは冷静沈着且つドライな趣にて躍動~タフ且つメロウな脈拍が曲に与えられていく。そしてインパクト豪快かつ柔軟なドラミングによって生じるタメからの瞬発力~跳ねるようにブチ上げていくすぐさまの切り替え等によって、『展開力』は導き出されていくのだ。 Bob Mould/Prisonshake/Soulside等を骨格に感じられながらも、それらはより集約され、J Mascisの全遍歴からの呪怨によって弄られ生まれたかの『ヤバいギターソロ』が唐突にぶち込まれる様は痛快という言葉すら生温く、『変態性』(昨今のJ Mascisの様々な形での活動を見れば、彼らの解釈の根を理解できるかもしれない)として完全に見せ場を演出。執着と自己愛撫によってより禍々しいレベルにまで高ぶっていく。 根底はALTERNATIVEな方法論をキャッチーに絞りストレートに荒げていくスタイルながらも、UK~EURO Psych / Prog.からの多少なりの影響は定かではないが、長き探究の末にたどり着いた"現在"には拳を握らずにはいられない。 そしてThe Cult、A Touch Of Hysteria(LUSHのDrが在籍していた)などデカダントな境地も形骸化にて進んだ上に在ったバンドの音楽の匙加減(これらのバンドがその後90年代以降UKの一部の流れを想起させる事も重要)すらも根底に共通する部分を覚え、合わせて最早PIXIES、THROWING MUSESなどのセンスを攻撃的に進めた結果すらも今作には感じ取れるのではないだろうか。ある意味スタイルは違えど、Seein' redの『MORE OF THE SAME(7")』の充実度すらも感じてしまう程に。 紆余曲折にてたどり着いた一つのスタイルへの回答と衝撃が溢れ出る爆裂盤。そんな「レコードを切る」効果を強く体感する事の出来る完成度にて斬りこまれる”何か”への極端な執着を持つ若年・老年に捧ぐ"炸裂の4tracks"。是非ともお楽しみを。 ■トラックリスト: A1. Flower A2. Under World B1. 眩暈 B2. Growing Up (Debauch Mood 2016)
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Dawn// Shipyards / s/t (Split) LP+CD
¥1,834
「ジャンル」という言葉によって括られるのではなく、過去のよきモノを継承し負の側面を精算する。新たなスタンダードを持ってスタンダードを殺す事。『ALTERNATIVE PUNK』 という形容に相応しい濃厚alternative/emotive punk splitがDEBAUCH MOODよりリリース! 『DAWN』: 2002年Gt/Vo柴田がDAIEI SPRAYと並行しつつ青森にて結成、現在は東京に拠点を移し活動中の「DAWN」 彼らの内に燻ぶる熱源をより押し進めた、ガンガン重心下腹部に来るウネる土台が強固な3曲を収録。ドライビング感溢れるギターサウンド且つワイルドに響くグルーヴは分厚く、ウィットにドロドロな質感とどこか惚けた力の抜け具合にて全体の空気を引き立てつつ攻めの数分間を各曲で演出している。 往年の日本的解釈をベースにしつつ、後期NAKED RAYGUNやBHOPAL STIFFS、RIGHTS OF THE ACCUSED等なIain Burgessが関与したあたりのシカゴPUNK勢~GOVERNMENT ISSUEの『YOU (LP)』等の後期ワシントンPUNK勢に及ぶまで。どう考えても明らかにチョイスが渋すぎる解釈から、Dave Grohlの初期キャリアであったDAIN BRAMAGE、イギリスにおける『後期のメロディアスな無政府主義的バンドと、新しい波の上にあったHARDなR&R BAND』の音楽的混血として生まれたHDQなどに通ずるあの時代のギターバンド感。そしてDUSTやLEGIONAIRE’S DISEASE(BAND)などのパワーバンド勢の体幹までもをどこか感じさせるような凝縮モノとなっている。 最早毎聴時体力を削られる(笑)程に突き進み、決して極端な感情の荒げ方ではないある種冷淡な姿勢との合わせと相まって強い個性がにじみ出る、ちょっと簡単には語りつくせない入魂具合に今後の多くを期待するには十分すぎるこちらが Aside。 『SHIPYARDS」: 2008年結成の東京を拠点に活動する「SHIPYARDS」。前身バンドSUFFERING FROM A CASEの頃より評価を得ていたそのメロディーメイカーとしての華はより深化、そのままバンドのポテンシャルと共にフル炸裂したアレンジ力との相乗の大成功により、名実ともに一躍その名を知らしめる彼等の初アナログリリース! その独自のメロディアスなラインのより生々しい要素を抽出。毎聴時に様々な側面が無邪気に顔を出すその感覚は本当の意味で『青い』という言葉が当てはまるのかもしれない。支えるは内向的かつつぶさにに衝動を放出し続けるギターと、スムージーではあるが決して爽やかとは例えがたい無機質かつ淡々と準える・描くリズム隊。それらがじわじわと繋いでいく。 彼らが公言するSUPERCHUNKや緩やかに在るPAVEMENT風味、または後期SEAWEEDなど当時のまさに『あの手』のバンドからの影響を引き算しつつ今の型に捻じ込み、そこから清涼感か枯渇感どちらなのかとイメージが錯綜していくような特殊な曲群は、現行ではピッツバーグのTHE GOTOBEDS、はたまたTHE EMBARRASSMENT『Celebrity Art Party』とTHE SLICKEE BOYS『Here To Stay』(強引でしょうか笑)の掛け合わせなのでは!?とすらイマジネーションを巡らせてくれるこちらがBside. ■トラックリスト: A1. Dawn –Nothing A2. Dawn–Sunshine A3. Dawn –Dressed Blessed B1. Shipyards –December B2. Shipyards –Everything I Had B3. Shipyards –That Summer (同内容CD付き) (Debauch Mood 2015)
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BALLADMEN / BULLETPROOF GLASS CITY LP
¥2,310
東京にて活動。毎夜ライブにて"Playする最上の快感"を聴き手に同調体験させ、演奏者の"入る瞬間"をPunkのSolidとRhythm And Blues/Jazzにおける熱量武器として場を白熱させ続ける3人組。そのバンドの名は"BALLADMEN"。 前作1st LP『Dear Old-Fashioned Rhythm(LP)』から早4年。バンドの血中濃度は上がりに上がり、振り切れる程に『強力な』2nd Albumが2021年7月、ドロップ! '全8曲、各曲平均5分収録の濃厚盤。 インサート、対訳付。 長き制作期間を経て、確実にバンドにおいて・またメンバーの遍歴に於いても"最高傑作"と言えるであろう作品が完成された。 今作は当人達曰く、『各曲ワンコード・ワンフレーズに拘られた楽曲にて、コルトレーンのインパルス期とか、ミンガス、あと、ハウリン・ウルフやウィリー・ディクソン的楽曲を"Punkの勢いと音量で鳴らす"事を根底に制作は進められた』との事だが、そこには更に踏み込まれたバンドのオリジナリティが存在する。 Aside、バンドの軸となる戦前からのホーンテッドなBluesを想起させる楽曲を根幹に、Elvin Jonesなどを指標に置くDrのタフさが溢れるほどに具体化された太い音作りとしてズッシリと部屋に流れる事にて当音源はスタート。 そこから怒涛の演奏畳み掛けに各パートが鼓舞され続けながら、自身のキャリアの中でも明らかに過去一番の鳴りと充実溢れるGtが痛快な曲展開を作り、正にHowlin Wolf '、Charles Mingusよろしくな脳裏にこびりつくナンバーを前提にしながら、Hound Dog TaylorばりのBluesの"疾走感"が耳をなぞっていく。 それはまさに、今作が加入後初音源となるBaが安定と音像の奥行きを職人の如く輪郭づけては捻り上げる事によってアルバムの終始一貫多面性を強調している事実に他ならない(かなり凄い)。 重心落とされた3点のアンサンブルはHard Bop〜ModalなJazzからの影響が天井が突き破る程に強いRythmとなり、且つBasementに留まる果てに行き着いたリアルなPunkのソリッドとして同居。そしてそこに過去作史上最も甘美かつ燻銀なVoが乗っていくとなれば〜モノになりすぎな今作 A side 最終曲Marvin Gaye『I Heard It Through The Grapevine』カバーでも伝わる通り〜よりその無機質さと甘さの共存する魅力が伝わる事だろう。New Passions from Old Musicの範疇を超えながら、収録全曲はSwingのあまり何周回目のエグみが混沌とメロウなHouse Rockin'として満たされていくのだ。 以前から伝わっていたThe Action、The Creationの様に未来を見据える音楽性を持った大先人と同様の濃さ、貫禄すらも音源からはより強く感じられ、且つそれは紛れもない現代の形そのもの。新たな試みである浮遊感微睡むナンバー等の質感楽曲もA〜B side用意されている事実。そこには最早Mighty Babyすらも想いを馳せる事が出来る人も一部いるのではないだろうか。やはり、前身(極初期)バンドの頃からの根にもあるThe Great Unravelling、Universal Order Of Armageddon、Born Againstの感覚も薄いベールとしてバンド自身の『快感』を覆っているのではないかとすらも感じられる。 楽曲の1秒1秒の充実、一瞬たりとも聴き逃す箇所のない音源として、レコードはここに完成された。 ※今作は、メンバーの中心シュウ氏にとって長年の相棒であったdr.アキラ氏参加による最後の音源でもある。過去〜今作でも当然に刻まれている最高のドラムプレイへあらためて最大限の敬意を払いたい。 そしてバンドは止まらず、メンバーチェンジにてより怒涛に加速している。(というか凄まじいことになっている) ※全てのアートワークは前作と同様に伊達 努氏、メンバーが担当。レコーディングはBroken Hearts/Triple JunkのSin Misery氏、パーカッションにImpostors青山氏が参加。 ■トラックリスト: 【Aside】 1. Night Goes On 2. Not A Big Deal 3. Lost On The Platform 4. I Heard It Through The Grapevine 【Bside】 1. Bullet Proof Glasscity 2. (Like a)Quiet Stone 3. The Eastern Sky Is Glowing Light 4. Magic Powerd Maximum (Debauch Mood 2021)
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BALLADMEN / Dear Old-Fashioned Rhythm LP
¥2,200
結成約7年。BLUES PUNK+DANGEROUS MELLOW RHYTHMの「徹底」にて溢れるラディカルな音楽性、ポーカーフェイス且つ穏やに、されど全てを路地裏へと帰結させるかの動乱を内に燃やし続ける楽曲・音像は、研ぎ澄まされた言葉と共に、戦前から現代までを解釈とした"結論"にて心に帆として大胆と掲げられる。”JAPANESE SWINGIN' NIHILISTIC R&B PUNK GROUP『BALLADMEN』” 暗躍の果てにて完成された堂々の1stフルアルバムがDEBAUCH MOODよりリリース。 今作は計10曲を収録。そこには過去幾多の活動背景を持ちながらも、全てを上書きしつつ独創的且つ高度な手法にて只管に濃いアンサンブルが連続させていくバンドの存在が色濃く染み付く。Boogieされる安堵と、それらを刹那的に痛めつけるかの濃密なうねりが、各パートの確実な演奏力に情熱的な分離感を与えながら表現。それらを築くは、OLDをOLDとして誇示しながらもそのスタイルを一点にて研ぎ澄ました貫録が密に独創性を漂わすgt/voと、天才的としか例えようの無い多次元・快感の溢れが逆流するほどに最高なdr、そして今作にて加入〜活躍によって過言ではなく完全なるバンドの肝となった新baのトリオによるリアリティアンサンブルであり、ゲスト・プレイヤー(ex-旅団のニシイ ムツミ氏(パーカッション)、ボロキチのサニーボーヤ氏(ハーモニカ))双方の協力にて細かなアレンジがより衝迫として刻み込まれる。 公言されるHowlin' Wolf、Willie Dixonの描く全て、Professor Longhair並びに全てを経験則の坩堝に引きずり込み、ある種ミニマムな混沌と共にズブどす黒くなったPaul Wellerといった側面も内包しつつ、同じく常に語られる(John Coltrane/Charles Mingus/Wes Montgomery etc..) JazzyなRhythm、残痕としてのJawbreaker、Fugaziの再構築の経緯を含み、様々な方面へも魅力として照らし出す『只ならぬ感』は音楽として骨の髄にまで響いていく。 Aside。Smoky且つハウリングに、情景を乗せた喉がスウィングとバップの中間を幕開ける一曲目『Back In My Town』。バンドの魅力が即効に一音一音溢れ、その後も有り余るほどの質感が情報量として圧倒的に誇示されていく。うねるが如くフックアップされたPUB ROCKの幅と儚さや、日本の終戦から直近数年に亘り舞ったであろう繁華な夢・外の文化への当時の人間が肥大させたイメージを絡めつつ、即座にそれらをぶち壊すようなソリッドさを混じり合わせながら、華々しい100%BLUES PUNK MUSICは連続されていく。BALLADMEN活動初期を彷彿とさせつつも延長線上としての経緯を想像させる楽曲から、現在に至るまでの明らかな『振り切り』までが盤を回転するごとに伝わりゆく充足感に溢れ、留めはスタンダードナンバー『SUMMER TIME』のカバーにて象徴性を帯びながらAsideは〆られていく。そしてBside一発目、タイトル曲『Dear Old-Fashioned Rhythm』の衝動と上記にて触れた全ての合致の強烈さが当バンドのインパクトを尚決定づけ、その後の至極のバラッドや、Ronnie Self『Home In My Hand』のはまり過ぎている噛み付くカバーへと流れる。そしてラストは変化球、情景Old Blues Country楽曲のalternative解釈までと、魅力が振り切れていくかのごとく収録時間一杯に拡がり続けていく。 2/3メンバーは三重県伊勢市を故郷としてルーツに持ち(現在は東京に拠点を移し活動)、少年期から既に始まっていた『繰り返さず、振り返らず、世相に媚びず』な創作意欲と鍛錬によって築かれた"才能"は、現在の新メンバーとの合流によって自他共に認める充実の下一段と輝きを見せる。それら人生全てが遺憾なく発揮されたgreat album。戦前PUNKとPOST HARDCOREの架空のミッシングリンクはまさに”ここに在るもの”かのごとく2017年に叩きつけられ、今後もより現実性を帯び、衝撃的なLIVEと共に記憶は上書きされ続けていく事だろう。(レーベルインフォより抜粋) ■トラックリスト: 【A side】 1. Back In My Town 2. Sing About Tomorrow 3. Let’s Get Out 4. Everything Will Be Alright 5. Summertime 【B side】 1. Dear Old-Fashioned Rhythm 2. Ballad Of A Castle Man 3. Sooner Or Later 4. Home In My Hand 5. That Was There (Debauch Mood 2017)
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VINCE;NT / VAPID LP+CD
¥2,860
東京を拠点に活動する4人組 『VINCE;NT』の2022年発表アルバム! 先般のsingle作とはまた異なるディレクションにて磨き上げられた挑戦的楽曲渦巻くLP(同内容のCD付属)作品! メンバーは4名編成。Yusuke Shinma(gt/vo)、Arisa Katsu(gt/vo)、Iori Kimura(ba)、Kanako Teramoto(dr)にて2020年頃現体制としての活動を東京にて開始。そのAlternative純然たる音楽性を主柱としながらNeo Psyche/Gothic/Junk 経由 Stoner/Doom/Desert Rockの片鱗を非常に屈折した解釈にて盛り込み、どう考えても一枚岩でないそのバンドのセンスは日に日に露見され、各称賛を浴び続けながら現在もバンドは独走を続けている。 過去にリリースしたフィジカル作品は初期作『DIVIDED(CD)』と前作『Resurrection:Ax/Ex(7")』と数枚のみ。過去楽曲における『Dead Meadowあたりの感触から日本のオルタナティブ機軸を次フェーズに立て続ける』感覚や、『Mayo Thompson的作用をTBJM通しながら砂塵起こすような強引さに振る』種子はベクトルが調整されより開花し、そこから前作におけるNeurosis×Loop(UK)etcかの淡いHeavy的実験に経由された(実際は今作後のレコーディングではあるが)、はたまた見方を変えれば極初期のOne Little Indianリリース群との感覚的共通点etc..バンドの多くを把握するに相応しい、まさに"凝縮された"フィジカル作品のアルバムとして今作はここに完成された。 そんな今回のLPは、まさにバンドのナチュラルさと異物感が絶妙な編曲性により混ざり飛び交う7曲を収録。A・B面ライブでおなじみの楽曲の連続もさることながら、より新鮮に感じられる各アレンジの粒がここに音源として立脚。各Gt×2における中音域の心地よさとキラー感・絶妙すぎる音階の渋さとBa、Drの濃い連打性・反復に艶を彩る存在感の交わりには、Post HCのプロトタイプ的感触を重ねるにしても最早物足らず征しており、極端な「厚み」など捨てても問題ない硬き芯が本質として存在する。 音源としてぎりぎりDeepになりすぎない音像がかえってFlatな一意専心的に相乗されていく様を体現し、粘着性の強い絶妙な楽曲群に疾走感や人力的にぶち抜かれる長尺ナンバーまでもが作品として展開。それはまさに毎回繰り広げられる名演を各人が繋ぎ、ライブにおける轟音であるが轟音に感じさせない心地良さの理由となる潤沢なアンサンブルの鳴動センス、体感速度短く瞬間の出来事に感じさせるかの濃さも含め、全編通し表現されている。 UnwoundやRed Temple Sprits、Savage Republic、SoundgardenにGirls Against Boys、Loop(UK)、Syd BarrettにFugazi等と思う比較は多々あれど、引き合いを持つ意味すらも無意味に思えるような、DystopiaからUtopiaにリバースしていくかの狭間に位置する感覚すらも用意された今意欲作。昇華され続ける『VINCE;NT』のフェーズの直近はほぼこの音源にあり、バンドの将来は今も進行形で磨かれ続け、現場にて白熱し続けていく。 そして小さな生き物の生涯を通して、自分の人生を顧みる大切さすらも、このバンドの総意には含まれている事が今では明らかになっている。 ※今作LPはRec/Mix/Masteringはツバメスタジオの君島氏、Artworkは京都のYANKEE KONG氏が担当。バンドにおけるインスピレーションは協力者からの助力も併せ、ここに作品として完成されたことを記しておく。【DEBAUCH MOOD/山崎 】 ■トラックリスト: 【Side A】 1.Enigma 2.Only God 3.We Never Seem To Learn From Our Mistakes... 4.Dimension 5.Sycophant 【Side B】 1.Daybreak 2.Cathedral (Debauch Mood 2022)
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The Because / Get Out Through The Back Door LP
¥2,200
三重にて2004結成、現BALLADMENの母体として2010年頃まで活動~人気を博した 『THE BECAUSE』。2008年に自主製作盤CDとして発売され、当時海外からLP化が予定されていたものの実現には至らなかった爆発的名作が、2018年3月リマスタリング仕様にてレコードリリース! THE BECAUSEの音楽性は、まさにBALLADMENの前身である事の通り、メンバーが今後歩んでいく遍歴の一つの入口として強く形作られていた。 10年前だからこその尖った曲展開がスリリングに響きながらも、現在の活動でも描かれるスウィートネスなR&Rメロディラインはこの時期から共通してボーカリストのセンスとして存在し、PUB ROCKの多くから後期のTONIE JOYまでもの影響を尖らせつつも、それだけではない音楽的すぎる間が心地よさを孕むギタープレイを軸とし流れる。激しさをコントロールしつつ爆裂すぎるエグいDr、バランスを保つBa、との3点図式にて斬新なR&Rが存在、『疾走感を寸前の所で切り・溜め、その後に爆発させる』かのPOST HARDCORE通過型「非R&R性」との中間にて「強烈な」独自のキレは剥き出され、淡い絶望感を滲ませるリリックと共に、一貫されたコク深いPUNK MUSICとして響いていく。 THE JAM、TELEVISIONの解釈と無意識性。JAWBREAKERなどの90's bandの核のみを解体していこうという試み(当然その他多くの音楽を飲み込みながら)、そして当時の録音環境が合わさり「問題作」としての魔力すらも持ちながら、音盤は淡々と回転がなされていく。そしてラストナンバー、THE MIRACLESのカバー“YOU REALLY GOT A HOLD ON ME”にて〆られていく今作に、現在のBALLADMENへの経緯が深く感じ取れる。何よりも、個々の音を鳴らす事に関しての精度と貪欲さが当時から常に変わらずにある事が、現在までバンドの根幹が何も変わっていないことを現している。 ※スリーブデザインはBALLADMEN(LP)に続き伊達 努氏が担当。当時の歌詞を現在の視点から通したアートワークは細部まで必見。インサートもデザイン一新にて歌詞・対訳記載。 ■トラックリスト: A1. Chaining Me There A2. Get The Diamond Grave Stone A3. Selected Candies On Teatime A4. Closed Dance Hall A5. Luck At Last Night (Debauch Mood 2018) B1. The Great Innocence B2. Favorites Go Away B3. Let Everything Be B4. You've Really Got A Hold On Me
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My Society Pissed / LOCKED ROOM 12EP
¥2,090
ーレーベルインフォー 東京にて2017年頃から活動を開始。初期においては3名メンバー編成にてスタートし、紆余曲折経て現体制(元Pinprick Punishmentメンバー2名、Lipups、Omit Vomit各1名)として流れが固まったのが2018年の事であった。その狙い溢れるコントロール・狂気と自由に満ちた活動は、前身であるPinprick Punishmentからも続く遺伝子レベルにて変質的なHardcore Punkの躯体を追求し続けてきたVoの脳内が具体化された淀み&LipupsメンバーGtによる現代的潮流を軽々とアウトプットしていく鋭敏な柔軟性との交わりを軸に始まり、その後のメンバー交代などの積み重ねによって現在に獲得した独自の耳馴染み良き危険な発想が相乗された楽曲により彩られる。 My Society Pissed。今作は、過去Tape2作のリリースの後、Band初アナログリリース(12")音源フィジカル媒体として時点刻まれ、2020年6月発売となる。 そのズルズルな退廃感と不穏なキャッチーさに溢れる今作は、極初期US Punk底の底吹き溜まりをサルベージしたかのインパクトと現代的アイディアが鋭く落とし込まれている。 メンバー曰く結成時の狙いは『遅いPower Violence的な内向的暴力性』との事だったが、それが特定のスタイルを表した言葉ではない事は当然であった。様々入り混じる絶妙な狙いを具体化した過去作Tape (それはPissed Happy Children 、Missing Foundationなどの一部感触にも近かったのかもしれない。共通小便)と初期ライブでの不要なものを削ぎ落とした形には諸々が附に落ちる異彩を放っていて、そこから現メンバー編成に移行していった流れの中に各人の『生々しい』過程が詰まっていた様に感じる。そのようにして辿り着いたであろう今作収録6曲は、持ち前のFlipper/No Trend/Church Police/MR. Epp and the Calculations/Drunks With Guns等々の堕ちていく感覚と、それらを所謂Noise Rockの始祖的な位置付けとして掌握し紡いでいく音楽交配分裂〜整合の反復までが再現。細やかに残される過去の映像資料に走る腐食感すらにも音楽的なヒントを得ているのであろう曲展開、全ての根幹を作る強烈なVo表現、細かく尖りつつ狙い確実に切り込まれるテクニカルな奏法を更地から輪郭として楽曲に生み出して行くGt、淡々とした形に楽曲のPunk Imageを肥大させていくBa、ど真ん中を突貫する様に且つSpookyなリズムを形成するDrに当音源への狙いは顕在化され、稀に現れる気が触れたかのコーラスや、打って変わって絶妙に落ち着き払われる全体のスマートさの上に今作の手札は揃う。Crime、Sick Pleasure等に在る"ざらついた"感触も活き、昔ながらの爆発力も散りばめられながら不純物一切混じらず無邪気で狂気的アンダーグラウンドPunkはWild In The Streets的にむせ返る皮肉を内臓から吐き出すような地下室臭的イメージとして、『隣人にいたら嫌だな』と思わせられる程に素晴らしき内容に仕上がっている。 "軽蔑で背中は穴だらけ、さよなら父親像。焼かれる偶像、本当の告白とは。喰いまくった知識と石ころ。愚かさに導かれるようにして。用意された破滅の夜。密室から初めてドアを押し開けた時" ※今作はレコーディング〜ミックスまでをGtのタナベマサル、アートワークはイワミヒロユキによって全て実現。マスタリングはUSカリフォルニア州のMAMMOTH SOUND MASTERINGにて実施。 ■トラックリスト: A1. Circle Dancing A2. Volcanic Reaction A3. Arms Of Solid B1. Monkey Loves The Shrine B2. Treason B3. Locked Room (Debauch Mood 2020)
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My Society Pissed / Marble Dots 10EP
¥3,080
『MY SOCIETY PISSED』。それぞれが別環境にて活動を続けてきたメンバーが、交わる定点をきっかけに関係を深め結成。 ex-Pinprick Punishment、ex-It's You、pre-Kidder、ex-Lipups、ex-Malegoat、ex-Omit Vomit、ex-Knock etc.. と、非常に特殊な組み合わせにも感じられる4名ではあるが、あくまでも音楽趣向から成るそれぞれ同志のコミュニケーションを元に始まったのがこのバンドである。 2020年には『Locked Room(12")』、『Stomach(TAPE)』がリリース、定期的な活動の上現在に至る。 今作はよりバンドの危ない創作意欲とコントロールされた狂気が集約された45rpm 10"として5曲を収録。前作と比較しても、よりDeepなNoise Rock技法のラインがメランコリックなPunkと交雑する最新作! 1曲目、古Industrial的な趣のTrack『Roxy』が約30秒間流れた上にて当盤はスタート。こちらはメンバー曰く『Bruce Loose(Flipper)のソロ作影響下を煮詰めたところBristol Technoにリンクしてしまった打ち込み物』との事で、非常に緊張感のある出だしは用意されている。 そこから安定のFlipperジェネリックに位置する神経衰弱型ダウナーPunk楽曲が口火を切っていき、音作り含め、前作よりも一層強固な『落ちる』Slow Death感覚が様々な視点にて培養。うねるリズムサイドと場面での疾走感・展開に乗りまくるテクニカルなリフの往来も健在で、楽曲の圧倒的な個性は変わらずVoの存在感が産み出す。それは正に70年代〜80年代のPunk Rockの深部を嗜んだBaによる淡々としたうねりと、一人のみにてインテリジェンスなScumすらも体現するDrの絡みに起因し、 楽曲における最重要な視点にある高い技巧で聴きどころを作りまくる職人的最前線Gtと合わせ、過去活動全て~現在に至るまで唯一無二のスタイルを徹底してきたVoの異端的センスとアート性、存在感によって成された結果となっている。 Brainbombs、No Trend、The Fall、Landed/Megafuckers、Metabolist、Church Police、Happy Flowers etc...といった流れを(個人的には)感じるが、比較しても閉塞感とは全く別軸のものとして煮詰められた、他に類を見ない完全Original MutantなPunk mini 10"はフィジカルとして記録される事となる。 ※当音源のRecording/MixはStudio ReimeiのYusuke Shinmaが担当。Masteringは Mammoth Sound MasteringのDan Randallが実施。 通常インサート+バンドメンバーのAll time best diskの一覧が印刷されたペーパーも付属されている。 ■トラックリスト: A1. Roxy / Round And Round A2. Nightwatch B1. No Chaos In That Bathroom B2. Class Of Vermin B3. Kick Out The God (Debauch Mood 2024)