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【予約商品】別冊ele-king パンク50周年記念号──それは何だったのか、何でありえるのか【9月30日発売】

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1976年。
 1月、ニューヨークで『PUNK』紙創刊。
 4月23日、ラモーンズのファースト・アルバム。
 6月17日、ブロンディのデビュー・シングル。同月マンチェスターで、バズコックス主催のセックス・ピストルズ公演。
 8月30日、ノッティング・ヒル・カーニヴァルの暴動。
 10月22日、ダムドが「ニュー・ローズ」。
 11月26日にはセックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザ・UK」、すなわちその年20歳になったばかりの若造が「俺は反キリストでアナーキストだ」とロック・ソングのなかで歌った。

 それから半世紀、ele-kingがお届けする『パンク50周年記念号』。ロック史において、「サイケデリック革命」と並んで、もっとも重要なムーヴメント、それは何だったのか、何でありえるのか。
 別冊エレキングの文脈で言えば、『坂本慎太郎の世界』と『J-PUNK / NEW WAVE 革命の記憶』ともリンクする内容。
 石原洋のパンク・ロック談義、Phewのパンク体験といま思うこと、戸川純にとってのパンク、映画『STREET KINGDOM』の劇伴を担当した大友良英のパンク感などが語られている。また、パンクにもっとも影響を与えたレゲエ、日本におけるその先駆者のひとり、こだま和文がパンクに思うこと、そして「不良の音楽が嫌い」な中原昌也が大嫌いだったクラッシュをいかにして好きになったかが語られます。
 小説家の古川日出男、清野栄一も寄稿。野中モモは初期パンクにおける「クィア」文化を解説、イアン・マーティンがバズコックスにみなぎる性欲を語る。「あなたにとってパンクとは?/好きなパンク・アルバム」について20人に訊いたパンク・アンケートもあり。
 リスニングのガイドにもなるよう、記事中で紹介されているレコード・ジャケットはなるべく多く掲載しているので、ご安心のうえご購入ください。なお、表紙の写真は、1993年、CJB反対のデモの場面からです。
 以下、目次です。

【インタヴュー】
中原昌也(取材:野田努)
「デッケネの影響はやっぱデッケーね!」

Phew(取材:水越真紀+野田努)
「自分と地続きで、近い距離感。あの人たちもみんな近い。雑誌で見るロックとは違った」

石原洋(取材:野田努)
「パンクは大いなる “きっかけ” であり、音楽だけではなく、服やライフスタイルまで変えてしまった」

こだま和文(取材:野田努+水越真紀)
「暴力的じゃなく、優しさと言ってもいいですけど、そういう次なるものが出てこなければ、つまらんなぁと」

大友良英(取材:北沢夏音)
「俺は、阿部薫を、いま考えるとパンクだと解釈して聴いていた」

戸川純(取材:水越真紀)
「ノー・フューチャーを、“ノー・フューチャー” と言われる前から感じていたわけです」

【コラム】
「人は負け犬のまま、タフになれるのだろうか」
──ラモーンズ、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュetc.
文:野田努

弱虫、負け犬、ガキ
──あるいはパンクの性的衝動、支離滅裂な政治性、DIYなど
文:イアン・F・マーティン

成り行き・遅咲き・パンクの思い出
文:野中モモ

他人事がない。それがパンクである
文:古川日出男

アフロ・パンク
──自分のコミュニティのなかで異物扱いされ、自分たちの音楽コミュニティのなかでも再び異物扱いされた子供たちの物語
文:緊那羅:デジ・ラ

軍事政権下のミャンマーで、パンクが躍動する
──東南アジア・パンク・レポート
文:高崎英樹

パンク、その直後に、九州の片隅で
文:酒井隆史

1975年のニューヨークからロンドンへ
──ニューヨーク・ドールズ、『プリーズ・キル・ミー』など
文:大久保潤+野田努

パンキー・レイヴ・パーティ
──そのはじまりはセックス・ピストルズの再結成ライヴだった
文:清野栄一

パンクはいまでも希望です
──北海道大学でパンクを研究し、教えるジェームス・レットン
文:春日正信

■パンク・アンケート
(あなたにとってパンクとは?/好きなパンク・アルバム)
天野龍太郎/伊賀倉健二/市原健太/イライザ・ロイヤル/EL-QUANGO/大槻ケンヂ/黄倉未来/ニール・オリヴィエラ/春日正信/木津毅/KING MAYUMMY/熊谷朋哉/小林拓音/シガキアヤ/須川宗純/谷ぐち順/とみさわ昭仁/なおこ(少年ナイフ)/ニイマリコ/西山敦子/日高理樹/FIFI/プンクボイakaロマン優光/細田成嗣/Mars89/ヤマザキOKコンピュータ/yukinoise

編者あとがき──70年代前半のニューヨークの地下世界についての追記をかねて

パンク “第一波” 年表

菊判220×148/208ページ

(ele-king/Japan 2026)

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